よし、ついに完成だ。
あ、あ…れ?
バタリ
ふう…いやになっちゃうな。
大丈夫…僕なら、きっと。
あ、あれ…
ハッ、此処は…
……お目覚めのようだな
……っ!! だ、っ、誰だ!!!
誰だなんて、俺に対して随分とご挨拶じゃないか。
お、お前は…もう一人の僕!!
俺の顔で僕だなんてカマトトみてえな言葉遣いしてんじゃねえ!!
う、うう…何しにここに来た?
お前、馬鹿か?
な、なんだと!
俺じゃない…お前が俺の所に来たんだ。
嘘だ!だって、さっきまで僕は干しても首の所が伸びないハンガー作りに精を出してたんですよ!!
ちっ、また性懲りも無く奥様の知恵袋的な発明に勤しんでたって訳か!
だって、特許さえ取れればうはうはじゃないですか
(…無印良品で同じものが売っていただろう)
とにかく、お前にあの体は上手く使えねえよ。
…俺が上手く使ってやるから、そこで指でも咥えて見てることだな。
ぶわんッ
うう…、絶対に売れるんだ…。
あれ、もう一人の僕は?
…じゃあ、僕は一体どうなるの?
ふは、はははははは。 最高の気分だ。
この体は「俺」のものだ。
っ…あ、出てこれたみたいだな。
続かない






