ここはくつろぐにはいいところですね!
紅茶が美味しいです!
うん、そうだね。
どうしました、なんだかあまり嬉しくない感じですが。
なんか引っかかるというか、何か見落としがあるのではと。
これ盗難事件の資料ですよね。
そう、瑠璃先輩から借りたの。
何か見つかりましたか?
正直もう少し何かヒントが欲しいかな。
そういえば証拠はなんでしたっけ?
確か髪の毛と聞いてるけど。
どこに落ちてたんでしょうかね。
それは…ん?
そうかそれだ!
どうしました?
考えてみれば不思議なんだよこれ。
といいますと?
犯人は普通、証拠を残さないように動くよね。
そうですね、バレないためにも。
証拠の髪の毛は椅子の上に落ちていた。 そして犯人の髪の毛は青色。
いかにも証拠を見つけてくださいと言っているように思える!
もうやめたかったとか。
やめたいもなにも今回が初めてだからそんな気は起きないはず。
もしかしたら犯人は別にいる!
二人「「な、なんだって~!!」」
そうなると今後も犯行は続く。
これではミス研の信用が!
いやそんなのはどうでもいい。
せっかくの居心地の場所が!
二人とも。
私達のいるべき場所はどこだと思う?
いるべき…
場所…
私は行こうと思うけどどうする?
私は…
私は茄子。
探偵部の部員!
私は…
私は探偵部の後輩!
行こう! 部長のところへ!
二人「「おー!!」」
ん? これは…
どうしました?
それは部員名簿ですか?
うん。
どうしてここだけ空欄なんだろう?
そんなことより早くいきますよ。
うん、わかった。
やっぱりお前が犯人だな!
違うって言ってるだろうが! 砂糖でも食らえ!
うえ~。
今日も駄目だった。
確かもう事件は解決してるんだったっけ。
でもアイツからなんか怪しい匂いがプンプンするんだよなぁ、何でだろう?
部長。
うん?
げっ!? ミス研!?
べ、別にそっちが解決した事件の犯人を疑ってるわけじゃないよ!
辞めて来ました。
だからそっちが解決した事件…
はい?
私達はミス研をやめて、探偵部に戻ろうと思います。
お、お前ら…
紅茶に飽きたので。
ソファフカフカしすぎて。
な、なんか戻ってくる理由が納得いかないのは何故だろう。
気にしないでください。
まあいいや。
ようし! 探偵部の出動だー!
了解。
やはりこっちのほうが…
しっくりくるぜ!
そういえば部長は誰を追っていたんですか?
実は…
説明中
ということで2-Eの彼のことを追っているんだよ。
犯人の匂い、ですか。
そういえば犯人のメガネ男子の友達に彼がいたような?
本当?
ええ。
現場の髪の毛、匂い、犯人とは友達…
そうか!
どうしたんですか!?
部長! 流石ですね!
うん? どゆこと?
真犯人がわかったってことです。
おおー!
で? 誰?
今回の事件関係者を探偵部部室に全員呼びましょう!
後編は解決!! …できると思うよ。