前回までのあらすじ
ジョナサンはスピードワゴンを連れてディオを警察に突き出そうとしたがあえなく失敗に終わる
さらにディオは本性をあらわにし、ジョースター卿を刺し人間をやめて吸血鬼になって炎に包まれていた・・・
ジョナサン「スピードワゴン、君はここから脱出してくれ」
ＳＷ「そんな！ジョースターさんはどうするんですか！？」
ジョナサン「ディオはこの僕が道連れにする」
ジョナサン「そうでもしなければディオは倒せないだろう」
ジョナサン「おまけにこの屋敷はさっきの炎で包まれている・・・時間はあるようでないんだ・・・」
ジョースターの屋敷はすでにカーテンに放った炎で包まれかけている
ＳＷ「・・・ちゃんと生きて帰ってください・・・、わたし・・・待ってます・・・」
ジョナサン「・・・君がもし男だったらこんな感情は生まれないんだろうな・・・」
ジョナサン「しかし、僕にはエリナという大切な恋人がいるんだ」
ＳＷ「それでも・・・まってますから！」ダダダッ
スピードワゴンはフラグを立て屋敷を後にした
ディオ「ＷＲＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹ！！！」
ジョナサン「・・・ディオ・・・」
ジョナサンは覚悟を決めたように階段をかけあがっていく
ディオ「逃がしはしないぞォ・・・ジョジョォ！！」
ディオはなんと壁に足を突き刺しながら上っていく！重力なんてなかった
ディオ「このディオからは逃げられんぞ！」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ディオは壁を蹴りあげてジョナサンの目掛けて殴りかかった！
ジョナサン「来たなッ ディオッ！」
ジョナサンはディオの拳を避けるッ！
ディオ「なにッ！」
ジョナサン「昇竜拳ッ！」
ジョナサンの昇竜拳がディオに繰り出されるッ！
それからいろいろあった…
ジョナサン「人が安心して暮らすためにはッ！」
ディオ「受け継いでばかりのお前にッ このディオが倒せるかァ！」
ジョナサン「倒す…倒しますッ！」
ジョナサンはディオに飛びついたッ！
二人は地面に向かってまっすぐに落下していく
ジョナサン「ディオッ 覚悟はいいか？ぼくはできてる」
ディオ「何をする気だッ ジョジョ！」
ジョナサン「このままッ！一緒にッ！落ちて死んでもらうッ！」
ディオ「そんなことをさせてたまるかァ！」ﾊﾞｯ
ディオはジョナサンを踏み台にして上へと逃げたッ
ジョナサン「させるかァ！」ﾊﾞｯ
ジョナサンはベルトをディオの足に巻き付けたッ！
ディオ「しぶといやつめッ！」
ジョナサン「なんとォーー！」ｶﾞｼｨ
そのままディオを下にして落下するッ！その先には女神像がッ！
ディオ「おのーーれーーッ！！」
ｸﾞｻｧ！ 女神像がディオの体を貫通するッ！
ジョナサン「ディオッ！そのまま炎に焼かれるがいいッ！」ﾊﾟﾘｰﾝ
崩れゆく屋敷の中からジョナサンは窓から脱出した
SW 「ジョースターさんッ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
ジョナサン「……」
SW「気絶してる… 安全なところへ運ぼう…」
ワンチェン「フフフ…残った屋敷で売れそうなものを頂いていくアル」
ワンチェンが瓦礫をどかそうとしたその時だった
グサッ！
ワンチェン「なにッ！？」
？？？「クアァァア……」
【第一部】part4 終わり
