……。
……。
……ねぇ。
何で……僕の後をついて来るのかな?
……。
う……べ、別に怒ってる訳じゃ無いんだけど……。
……だめ?
好きなだけ僕についてきていいよ!
……!!
ちょ、ちょっと……恥ずかしいよ!
(見ないで……そんな目で僕を見ないで!!)
うぅ……じゃ、じゃあ少しだけ……。
(わ、分かりやすい……)
(……断りきれなかったけど……やっぱり恥ずかしいな)
(ここは心を鬼にして……駄目って言わないといけないんだけど)
(あの目は反則でしょ……)
……。
な、何……?
……すき。
え、ええええええぇぇぇぇぇ!!!!???
(い、今何て言った?す、すき?スキー?鋤?すき焼き?お、落ち着け!落ち着くんだ!クールになれ!)
(何か涙目になってるうううううぅぅぅぅ!!!!)
……や、やっぱり……なんでもない……。
……。
いや駄目だ、駄目だよ。 ……絶対に許されない。
……。
本当は僕が先に言わないといけなかったんだけど……。
……。
っ!!!!
……僕も好きだよ。
え……。
あ……。
……わ、わた……わたしと……。
うん。
……つ、つきあって……ください……!
……はい。
……。
……ほら、おいでよ。
……。
あいつら……ここ廊下だってこと忘れてないか?
……。
……あ、あれ?