俺の名前は後藤 邦(ごとう、くに) 愛媛県(田舎)に住むどこにでもいる冴えないネガティブクソメガネだ
中の中のルックス、変哲のない黒い髪、黒い瞳…いわゆる平凡と称されるどこにでも男の子。
どう見ても平凡なキャラだけど、こんな僕にも少しギャルゲーの主人公みたいなところが二つある。
一つ、つい先ほど親が見えざる手によって急に海外赴任なったこと。
僕に似てうだつのあがらないコンビニのフランチャイズで共働きの両親が海外に転勤だなんて両親の秘められたポテンシャルの高さには驚きを隠せないな。
二つ目、急に湧いて出てきたように見えるが実はさっきからちゃぶ台で納豆を豚のように口にかき込んで喰らう女の存在
彼女の名前は森 林檎。(もりりんご) 僕とは同じクラスでその中でも7番目くらいの美少女で…僕の幼馴染だ。
黒髪で小柄で愛嬌がいいことで一定の人間、主に中年と呼ばれる層に人気があるんだ。
こんなどうしようもなくぱっとしない僕たちも、二次元だったら、美少女ゲームの世界ならきっと美男美女に書かれているんだろうな。
僕は、おしゃれメガネをかけて眉を綺麗に整えて淡いブルーの髪の毛に不思議な瞳、平凡という文面からは想像できないイケメン具合に違いない
そして彼女は、豚のようにものを食べることなくビスケットをこりすのようにもそもそかじるピンク色の髪の毛の美少女の僕っ子に__
ねぇってば!邦くんいい加減気持ちが悪いモノローグが漏れてることに気がつくのですよ!
な、なんのことだよ?林檎ほら、まだご飯三合目だよ。体調でも悪いのかい?
んもー!すっとボケるんじゃないですよ!大体僕はそんなにご飯食べないのですよ!もう!
ん、あ、そうだっけ。悪いどうにも僕は寝ぼけていたみたいだ
まったくもぅ!やっと目覚めましたか! そんなことより、今日から学校なのですよ!ほら!行きますよっ邦くん!
んじゃ、自己紹介も終わったしさっさと学校に乗り込むか林檎!
いえっさー!今日もゆるーい日常がはっじまるのですよーぅ!
次回から彼らのまんがタイムきららにまけない怒涛のギャグがはじめるのだった! to be コンティニュー! ←後藤邦 森林檎→