ごちそうさまでしたーなーのですよー!
うんうん、君にそう言われると料理を作った甲斐があるってもんだ。
って、待つのですよー!ナニ何事もないように朝食を楽しんでいるんですか!?
ん?何かおかしいことでもあった?
いやいやいや!おもっくそ一話と食卓の風景が変わってるじゃないですか!
え、そうだっけ?
そうなのですよ!見てくださいこれが前回の風景なのですよ!
~一話~
~一話~
前回の場所は一体なんだったんだよ! やけにみんな表情くらいしよぉ!てか中の人たち誰だよ
……。その、…まだごめんいってなかったよね。
あ…(ギャグだと思ってきつめにいっちゃたけど、もしかしたら幼馴染の僕も知らない邦くんちの事情があったのかも) ……その、ごめん
…あの家は、田辺さんち…ほら学校いく途中にある駅のコンビニの角のところのさ…
その人の家と何か関わりがあるの? あ、そういえば、邦くんの両親今海外に…もしかして…そのことで?
うん、両親が仕事でいなくなってさ… 僕は一人っ子ってわけでそこからは君が思っているとおりさ、どうしてもそこの家の人とはうまくいかなかったんだ…
うん、うん、そうだったのですね… 辛かったのですね…邦くん… 言いづらかったらいいのですがさっきの家の人は親戚の方なんでしょうか?
いや、電車が一緒の僕たちと同じ学園の後輩の生徒の家だよ。
面識なんてなかったけどどうにか泊まりに漕ぎ着けて、一週間二週間と過ごしていくうちにご家族の方にあんな態度を取られるようにさ…
うん…って!いやいや!やっぱ誰んちだよ!視聴者絶対家族だと思ってたよ! どこか影のある主人公像をほのかめかすなよ!
いや、大抵主人公ってそうじゃん…両親死んだとか実は多重人格だったとか… 俺も少しかわいそうぶりたかっていうか…ねぇ?
しっらねぇよっっ!つうかその面やめろ!腹立つ!
だいたい田辺さんファミリーだって知らない奴らが我が物顔で食卓荒らされたらあんな顔するっての!
てか田辺後輩学校が同じ事を除いてあかの他人じゃねぇか!!!
てか、「…マジ帰ってくださいよ1万まではだしますから先輩…」的なオーラーだしてんじゃん!お前一体何様だ豚野郎!
いや、…ねぇあと二週間は気持ち的に行けたんだけどね
そんな気持ちいい笑顔で言える台詞かよ!お前のそのクソみたいな自信はどっから湧いてきちゃうんだよ!百均の食料品の成分くらい気になって眠れないよ!
つうか私普通に招待されて飯食いにいったのに歓迎されてねぇって理由はこれだったのかよ!
漬物やたら出されて美味し美味しい食べてたけど今ならあの漬物の名前だってわかっちゃうっての!
ぜーはーぜーはー…ご、っごほっ
お、おい林檎!!大丈夫か!?ほら水!ゆっくりむせないように飲めよ…よし…ゆっくり呼吸してみろ…
は、はぁ…はぁ…んっ邦くん…少し楽になったよ… 世話になったね…その、あ、ありがとう…
気にすんなって。でも言いたいこといってすっきりしたろ?
俺たちはただ幼馴染だよね?だけどな血が繋がってないにしても俺たちは兄弟と変わらないようなあり方でいたいと思ってるんだ…
邦くん…
今日は月が出ていないからみえるんだ ほら!空を見てみろ! この幾千の…数多に輝く星たちを。 そして、…ほらあそこの星をみてくれ
あそこの星…ふたご座だ。 亡くなったふたごが神によって 星座になったんだ。 すごいと林檎は思うかい?
うん、だって星は綺麗だし…手が届かなくて儚いものだって思うんです…そんな誰も手の届かない所に永遠に二人きりでいられるんだもん…
俺はそうは思わない!だって見てみろ! ふたごだというのに…あれほども距離が離れているんだ…!
悲しいと思わないか!?誰よりも血が近い兄弟だというのに何万光年も離れているというだ!
だけどな、俺は俺たちは違う! それは…
それは?
君がすぐそばにいてくれるからさ… エンダァァァァァァァァァ
そこからは言葉はいらなかった…ただ瞳に瞳が映る。それだけで十分だった 言えるのは俺は本当の愛を手に入れたってことさ… 二話 THE END…
っはは…田辺後輩です。名前はありません。募集中だそうです。 人の名前を募集するって何ですか。人気ジャンプ作家気取りで笑えますねははっ・・・ さて対して面識のないあの人たちになぜか次回予告を任されてしまいました。
えぇ、と次回はチョココロネとか食べちゃう話だそうです。この時点で見る気しませんよね。。ははっ・・・
え?なにあの微妙なオチだとか言われても僕は困っちゃいます… や、怒らないでくださいよ…僕無関係ですし… …携帯サポートのおねーさんってこんな気持ちなのかな…
まぁいろいろあったけどこれでようやく僕も落ち着いた日常に帰ることができそうです。ではまた …その前に警察に通報っと…