朝、俺を起こしに来てくれる幼馴染が欲しいぜ。
じゃあ、私が明日幼馴染になって優を起こしてあげるよ。
ホントか、みのり!? じゃあ頼むよ!
翌日。
zzz・・・。
優~、可愛い幼馴染が起こしに来てあげたよ~。
んう・・・、今何時だ?
えーっとね~・・・、
10時半だよ♪
大遅刻じゃねえか!
私も寝坊したんだ。
お前は幼馴染クビだ!
・・・ということがあって、みのりには幼馴染は任せられんのだ。
みのりんは朝弱いからね~。私は弟たちの弁当作る為に毎朝早く起きるから、その点では心配しなくてもいいよ。
じゃあ、やってくれるか!
このあずまちゃんにお任せなさい!
翌日。
おはよ~! 大天使あずまちゃんが起こしにきてあげたわよ~!
ん・・・、あと5分・・・。
遅刻しちゃうでしょ! 起きろ起きろおきろおきろ~~っ!(ポカッ ポカッ)
はぁ・・・、弟たちより手がかかるや。何か起こすの疲れちった・・・。
・・・
痛てて・・・、妖精たちにリンチされる夢見るなんて俺、疲れてるのかな?
・・・ん?
おきろぉ、ムニャムニャ・・・、zzz・・・。
・・・10時半だ。
幼馴染も一緒に寝てしまうとは何事だ! ミイラ取りがミイラになってるじゃねえか!
要は確実に起こせばいいんですね?
頼むよ、成美。お前が頼りだ。
任せて下さい!
翌日。
先輩~、朝ですよ~。起きて下さい~。
ダメだ・・・、返事がない。確実に起こすには、布団の中に入るしかない。
先輩~。起きてください(モゾモゾ)
んん・・・っ(ピクッ)
先輩の股間が硬くっ!!?
あ、ちゃんと起きたので、私のミッションは終了ですね。
俺の股間だけ起こしてアイツは先に行ってしまった。お陰でこのザマだ。
その幼馴染は、先輩の腹と股間を立たせるのはお上手なんですね。ってやかましいわ。
ん?
何でもないです。
俺はもうこれ以上寝過ごして遅刻したくない。みつば、やれるか?
やれる。
翌日。
先輩の部屋に来た。
んぅ・・・、zzz・・・。
よいしょっと。
ん・・・、何か騒がしいな・・・。ってここ学校?!
部屋から背負ってきました。
幼馴染が、そんな起こし方するか!
でも結果遅刻しなかったので採用。