ーーイタリア。ここに、偉大なるドジっ子男がいた。その名は、
テヘ・ペローリ氏、その人であるーー
今日も葉巻型チョコがうまいぜボンジョルノ!!
やあ、ご機嫌いかがかなペローリ。
おお! あなたはドン・スネーク!
聞いてほしいことがあるんだペローリ。
なんですかな?
萌えアニメの主人公は、どうしてなーんもしないのに、婦女子からモテモテになるのか? その考察を浮かんだんでね。
興味深いですな。
彼ら、まあ、個性もなんもないあいつらは、じつは無意識のうちにメスを引き寄せるフェロモンを放出しているのではないか? とね。
な、なんと!! そんなフェロモンがあああ!!
昆虫みたいですな。わしらも欲しいですな、フェロモン。女の子たちにキャッキャされたいですな。
ある! ありますよ、ドン・スネーク!!
フェロモンが無くったって、女の子にモテモテになる方法が、ありますよ!!
ほう? どんな?
これを御覧ください。
じゃーん!!
な、なんだねこれは?
ニポーンのアキーバで購入した、1/1フィギュアです、ドン・スネーク。
す、すごい出来ですな。ニポーン恐るべし!
スカートの中まで再現されてるその造形に涙しましたぞ!!
で、モテモテになるのに、このフィギュアとどんな関係が?
このフィギュアを公衆の面前でキャッキャウフフすると、リアル婦女子が嫉妬して、「ムキー! そんな人形なんかよりあたしのほうが魅力的よ!!」
となって、婦女子が言い寄ってくるわけです、ドン・スネーク。
いや、それはちょっと違うんじゃ……。
さっそく試してみましょう。
いや、やめたほうが……。
よう! そこ行くお嬢さん!!
なんですか?
はぁはぁ、可愛いよ、可愛いよ……。
な、なにやってんですか!?
キミ、自分がフィギュアに負けてるなんて悔しいとおもわないかい?
な、何言ってるんですか?
「フィギュアなんかより自分のほうが魅力的よ!」とおもってないかい?
はあ?
「わたしの魅力でそんな男性を振り向かせてみたい!」とおもわないかい?
きゃあああ! この人頭おかしい! 変態よーー!!
どたどたどたっ!!
なんで!?
ぐはあっ! 失敗してしまいましたぞ、ドン・スネーク!!
あたりまえだろ……。
ドン・スネーク。
なにかな?
”ドン”だけにドン引き。なんつって。
いいかげんにしなさい!!
テヘ☆ペローリ!!