春香 「お、お、お・・・」
アリス 「ぶちょー??」
春香 「すごいじゃない!!!二人共!!」
楓 「ええ・・・正直こんなもの掘り当てるなんて思ってもいなかったからね」
アリス 「うんうん」
春香 「全くもう~~こんな面白そうなネタ探してきてくれるなんて」
楓 「あのねぇ・・・事は深刻なのよ?」
アリス 「まぁ・・・面白いかはさておき」
私たちはことの 一件をまとめることにした
ちゃららららん
アリス 「まず・・・すべてのきっかけとなったのは10年前に起こった水力発電所の事故」
楓 「これは廃墟から見つかった資料から考察しておそらく、作為的によるもの」
楓 「この事故の後焼死体が発見された」
アリス 「これと同時に川島グループ社長川島京介が失踪している」
楓 「これが後に神隠しと言われるきっかけとなるわね」
アリス 「その後幾度となく神隠しが年々起こっていた」
楓 「偶然にもこれはあたかも神隠しがあるかのように見せかけられているけど真実は違うわ」
アリス 「うん・・・これは作為的に行われているもの。つまり・・・」
春香 「人によるもの・・・と?」
楓 「ええ、そのとおりよ」
アリス 「そして現在に至る・・・」
楓 「しかし・・・もの好きもいるものね」
楓 「10年間もそれぞれの年にこんな事件を探そうだなんて記者も・・・」
アリス 「たまたまなんだと思うよ・・・。それは本当偶然」
春香 「けど・・・事故が起こった原因っていうのが分からないわね」
春香 「そもそもこの発電所で何が発生していたのかも分からないし・・・」
楓 「そうね・・・それがはっきりと分からなければつながらないけど」
楓 「少なくとも・・・人体へ有害であるのはたしかね・・・」
ガラガラ
中津 「こんにちは遅れてすみません」
その後レイっちにも話して 簡素にレポートにまとめることでこの件は一悶着ついた・・・
はずだった・・・
2日後・・・
ブーンブーン・・・
アリス 「ん・・・・・・何?」
Pi
アリス 「もしもし・・・?」
楓 「アリス!?ごめんね、こんな夜中に電話しちゃって・・・」
アリス 「どうかしたの・・・?」
楓 「中津くんと春香と連絡が取れないの!!」
アリス 「え・・・?」
楓 「朝からずっと連絡してるんだけど・・・全然出てくれなくてもしかしたらって・・・」
アリス 「メールもだめなの?」
楓 「うん・・・どうしよう・・・。もしかして神隠しにあったんじゃ・・・」
アリス (そんなはずない・・・・・・もし遭うのなら私か楓のはず・・・)
アリス (ほかに誰かなんて・・・・・・・・・)
アリス 「!!」
楓 「アリス??」
アリス 「とにかく今から会いにいくよ・・・!」
楓 「わかったわ!!」
PI
アリス 「というわけだから・・・」
侍 「どういうわけかさっぱりだが・・・なにやら問題があったみたいだな」
アリス 「うん・・・・・・。それとちょっとね」
侍 「ちょっと?」
アリス 「うん」
がちゃん