こ、ここは・・・。
う・・・ここは・・・。
学校・・・か?
目が覚めたみたいだね。
キミは・・・?
時間がなかったんだ。 悪く思わないでほしい。
何を言っているんだ?
へぽら星系からやってきた、ノヴァロン星人がこの星────地球を狙っている。
やつらは、すぐそこまで来ている!! 時間がもうないんだ!
だからあなたを改造したのっ。 ごめんなさい!
怒鳴らなくても聞こえているよ。
それに、オレはこういう人生を待っていたんだ。
人類を守るために戦う戦士────いい立場じゃないか!
怒って・・・ない?
むしろ大歓迎さ。
よかった。 そう言ってくれると、なんだか救われた気持ちになるよ。
それで、敵はどんなやつなんだ?
ノヴァロン星人は、人類に擬態する能力を持っているんだ。
ぎたい・・・?
人間そっくりに化けるってことだよ。
それに、とんでもない再生能力がそなわっている。
ちょっとぐらいの傷なら、すぐ治ったりするやつか・・・?
そんなやつ、どうやって倒すんだ。
高出力のエネルギー波を使って、一撃で分解するしか倒す方法はないね。
よくわからないけど・・・ビームとか、レーザーみたいな・・・感じ?
あなたの体には、そのための機能がそなわっているよ。
鼻からビームが
ちょっと待って。
今なんて言った?
鼻の穴からビームが出る。
なんで鼻なんだよ。
普通は目とかだろ。 鼻ってなんだよ、鼻って。
目は光学センサーだから、武装は搭載できないよ。
そんなところだけ、明確な設計方針を持たないでくれよ。
仕方がない・・・話を続けてくれ。
えぇと・・・ノヴァロン星人は人類に擬態するんだ。
人間そっくりのやつをどうやって見分けたらいいんだ?
さっきも言ったとおり、あなたの目は光学センサーになっていて、多角的な情報を分析できるんだ。
分析した情報はアンテナに送られる。
つまり、そのアンテナに反応があれば・・・相手は宇宙人ってことか。
そういうことだね。
股間のアンテナが
ちょっと待っ