全く、最近ものすごく寒くてコタツが手放せないですね。
確かにそうですね。
マフラーが必需品の季節だよ。
そういえば今週、雪が降るそうです。
なっ!? なん…だと。
積もればみんなで雪合戦できるね!
パスで。
何でよ!
そんなことしたらもっと寒いもん。
そうだ、一人でやれ!
うう、わかった。 諦める。
ところで冬といえばやはりイベントですよね!
お正月のお年玉はいいよね!
初詣でおみくじ引きたい。
年越し蕎麦とかおいしいよな!
クリスマスもありますしね。
子供の頃、サンタはいると信じてた自分がいたなぁ。
懐かしい思い出ですよね。
二人「サンタって存在しないの!?」
信じてたのかよ。
(サンタの格好の正奈さんは破壊力高いですね)
お前、今何考えてる?
サンタの格好をしたせ…
かいしの先生?
怖いわ!
写真撮ってばら撒いたら面白いかもね!
退学になっても知らんぞ。
そ、そういえば今年、みんなはいいことあった!?
あったあった!
どんな?
なんと宝くじに当たったのだ!
二人「ほう、それで?」
あ、当たったと言っても300円だよ。
二人「紛らわしいわ!」
ご、ごめんなさい。
お姉ちゃん…
でも冬はお鍋が美味しい季節ですよね。
私は夏でも食べられるがな。
そういえばみんなは鍋の具には何を淹れるの?
私の家は見栄え鍋だから状況によって違うかな。
二人「見栄え鍋?」
うん。
それは一体どういうものなの?
例えば、鍋に蟹が入ってる写真があるとします。
そしたらその写真に近い食べ物を使って写真と同じ鍋を作るのだ。
まさか、蟹の変わりに何か違うものを淹れるのですか?
そう。 蟹なら蟹かまぼこを鍋に。 肉団子ならお腐を淹れるの!
ざ、材料の節約をするのはいいことだよね。
鍋の時くらい贅沢しろよ。
ま、眞流山さんは!?
私の家ではよくキノコを中心とした鍋ですね。 まあ俗に言うとキノコ鍋です。
シイタケ美味しいよね。
おおー! あの素晴らしさがわかるなんて! やはり私と正奈さんは共に分かち合って行く存在!
鍋のように暖かい家庭を作りましょうね♪ 正奈さん。
え? 家庭って?
大丈夫♪ 私がそんな家庭ぶち壊しに行くから♪
ひ、ひどいです!
黙らっしゃい!
な、鍋の話に戻るよ!
正ちゃん達のところはどんな?
鍋一面にモヤシを大量に淹れるよ。
も、モヤシ鍋?
ちゃんと豆がついてるやつだよ。
いやそうじゃなくて!
淹れるのはモヤシだけなのですか?
そんなわけないよ。 ちゃんと他の物も淹れてるよ。
モヤシは定番だからな。 他の具よりも大量に入ってるのさ。
・・・。
結論を言うと、人それぞれということで!
異議なし。
私も。
正奈と同じ意見だ。
でわそろそろ正奈さんとラブラブ…
と思ったらもうこんな時間ですか。
帰らないと。
今日は鍋にしよう♪
え? 今日はシチューでしょ。
あ~、そうだったな。
ふっふっふ♪ 私の家は今日、すき焼きだってお母さんから事前に聞いたんだ!
ちょっと羨ましい。
寒いですからさっさと帰りましょう落葉香さん。
そうだね♪ すっきやき~♪
今だけ落葉香と入れ替わりたい。
今度作るから我慢しようね。
帰ろうとした時、外では雪が降っていたという。
たっだいま~♪
お帰り。
ぐー。
すやすや。
二人共、来てたんだ。
ええ、今日は奮発してすき焼きにしたからみんなお酒が進んじゃってね。
そうなんだ。
・・・。
ええ!?
あら、どうしたの?
お母さん! 私の分は!
・・・。
忘れてた。
そんな~!
大丈夫よ、冷蔵庫に冷凍物が入ってるからチンすれば…
すき焼きがいい!
諦めなさい。
くっそー!
ぐー。
うわーん!
ベチン!
あだっ!
い、いきなり何を…!
うるさい! 食べ物の恨みは恐ろしいんだよ!
ちょっ!? 話し合おう!
うわーん!
うさ子「ほぎゃあああああ!」
すやすや。
この野郎!
ボゴン!
うぼっ!
お、落葉香ちゃん!? こういうプレイはベッドの上って相場が…
訳のわからないこと言うなー!
な、何に怒って!?
阿加井「あひいいいいい!」
グレてやるー!
外行くならコート着ないと…
あ~あ、行っちゃった。
その後、寒くなり家に帰って来た落葉香。 次の日食べたのはお粥だったという。