とある朝……
ち、遅刻だぁ~!
何回も起こしたわよ。 あんたが起きないのが悪い
そんなの無理やりやりゃあいいんだよ! 今日入学式なんだよ!
私は仕事だから今から行くけど ちゃんと学校に行くんだよ
ちくしょ~! こねぇからって適当にしやがりございますか!
《そんなこんなしているうちに親は仕事に行ってしまった》
おんどりゃぁ! 窓の鍵閉めとか全部私だよりで ござんすかぁぁあぁぁぁぁ!
《その後、薺は時間ギリギリまで一人で準備することになる》
うおー! 入学早々に遅刻してたまるかぁ~
……プッ!
君誰! なにわらってんの!?
入学式は通常と違って 2時間遅れなんだよ。 君は一時間目開始の時間に間に合わないと焦っているね
ほぇ!? 8時30分からじゃないの!?
君は一緒に封筒に入れられていた プリントを呼んでいないようだね そそっかしい話だ
ぬわぁんですとぉ!? 初対面の君にそそかっしいだとか 言われる筋合いはないんだよ! こんちくしょー!
ふふっ。 君は実に愉快だな……
んなっ!? 愉快痛快となっ!
私は悪魔ランドのプリンセス じゃないぞぉぉおぉ!
なに一人で盛り上がってるんだ…… もういい、僕は学校に向かう
ゆっくり静かに行きたいから この時間に出たというのに……
ま、面白いからいいか
ちくしょぉぉぉおお!
はたして、これからどうなっていくのか……
次回に続くっ!