……で、あなたと付き合い始めてから一週間が経過したのだけれど。
まてまてまてぃ! いやいや! なんで私があなたと付き合ってることになってるのよ!
……だって同じ屋根の下で、こうして二人きりなのよ?
あなたが私にとって幼馴染で、あなたの親が海外旅行だから私のところで預かることになっただけでしょーが!
……そ、そんな熱い夜の出来事は遊びだったのね! あんなにしつこく誘ってきて、ひどい!
ええ、確かに熱い夜だった……だけど! それは客間のエアコンが壊れて仕方なく、あなたを私の部屋に誘っただけで……!
……エアコンが壊れさえすれば、誰とでも寝るというのね。
そんなこと言ってないでしょうが……
そ、それに……あなた以外と部屋を一緒にするなんてお断りよ。
……そ、それって。もしかして……プロポーズ?
な、なに言ってるのよ! 私たち女の子同士なのよ!
…………。衝撃の事実、なんと私は男の娘でした。
……………本当なら通報するわよ?
……なら逆セクハラで訴訟。
なんでそうなるのよ! それにセクハラなんてしているわけないでしょう!
……散々私のこと弄んだのに。
なんで毎回人聞きの悪い言い方するのよ! それに……あなたが男の娘だなんて言うから。
そ、そうだとしたら……抑えきれないもん。
え……?
……冗談に決まってるじゃない。あなたと何度お風呂に入ったと思ってるの?
……でもきっと男の娘でも、あなたのことを好きになってただろうけどね。
あ、相変わらずあなたはなにを言ってるんだか!
……で、今から夕飯の買出しに行ってくるけど、何かリクエストある?
……じゃあ、あなたと買い物デート。
……ただ付いてくるっていえばいいのに、じゃあ行きましょ。
うん……手つないでいい?
き、今日だけだからね。
……う、うん。






