『日記シリーズ ワン』

さて、日記をかかなきゃ。

鳥の声とともに休日の朝がやってきた。

私は着替えて、部屋を出た。

階段を下りて、居間に向かった。

正奈、おはよう。

お姉ちゃんに朝の挨拶をして、朝ごはんを食べた。

食事の後、買い物をしに外に出た。

外に出ると陽射しがまぶしかった。

今日の気温は割と温かく快適だった。

空は雲ひとつない青空。

川は穏やかに流れていた。

今日はきっといい事があると予感しつつ町を気分よく歩いていた。

犬に喧嘩を売る友達の姿を見るまでは。

ワン!

ワワン!

ワン! ワン!

ワオ~ン!

・・・。

私は見なかったことにした。

商店街に行くと魚屋さんの大きな声が聞こえてくる。

魚を食え! でなければボロ雑巾にしてやる!

ひい! ごめんなさい!

傍から見てて可哀そうだと思った私は…

見なかったことにしてあげた。

軽めのお昼を取り、夕方まで町を歩いた。

コンビニに立ち寄る用事があったので立ち寄ると…

う~。

学校にあまり来ない知り合いがいた。

よし!

店員「いらっしゃいませ」

と!

店員「と?」

と、ととと。

と、とりあえずおでんください。

店員「おでんですね、何がいいですか?」

えっ!?

店員「いや、おでんは何になさいますかって聞いたんですが」

あ、ああ。

昆布だけでいいです。

店員「ありがとうございました」

・・・。

漏れる~!

どうやら知り合いはトイレに行きたかったようだ。

この近くに公園があるとはあえて言わないであげた。

夜になったので家に帰ってくると…

お姉ちゃんが号泣していた。

うあ~、暇だったよ~!

どうやら私がいなくて暇だったらしい。

しかし何故泣いているのか私にはわからなかった。

夕食を食べ、お風呂に入った。

今日はもう寝ることにした。

私の日記はこれで終わり。

さてと、おやす…

しまった!? 予約して貯めておいたアニメ見てない!

今日はオールか。

まあいいや。

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公開日 2013/01/27 14:51 再生回数 16

作者からのコメント

日記シリーズ、ふと空を見上げた瞬間閃きました。 最初は正奈です。

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