『ダンボール節気』

例えばだ。例えば、俺が今無性に四角い物体を潰したいと思っていたとしたら、貴様どうする?

……。……。

……どうする、と訊いている

……。……。……。

知っているぞ。それは「シカト」と言うのだろう?馬鹿にするな、俺とてその程度分かる

……。……。

……おい、待て。何故遠ざかる。もしやそれが答えか。逃走が貴様の答えかおい

……。……。……。……。……。

な!?速っ!?速過ぎやしないか貴様!?待て!例えと言ったろう冗談だ冗談!

……。

お、おい!あまり深くまで行くな!帰り道が分からなくなるではないか!おい!

……。……。

く……あくまで応じんというならば……とりゃ!

……。……。……。

ふ……ふふ……捕まえたぞ……。まったく、手間をかけさせおってからに……。ほれ、道を覚えている内に帰るぞ。俺は腹が減った

……。

(……あの子、今日も一人でダンボール放り投げて遊んでるクマー……)

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公開日 2012/09/24 23:48 再生回数 8

作者からのコメント

ある日、森の中。変な子に出会った

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