『屋敷の執事さん Dritter』

っとロリっ狐のこと考えてたらメイドの部屋に辿りついちまった

気が滅入る とことん気が滅入る

あのロリっ狐はホント理想的だからなぁ それにひきかえ…

あのメイドはなぁ……

理想的なうちのペットのことを考えていただけに、これから会うメイドのことを考えると頭が痛い

とにもかくにもノックくらいはするか

ドンドンドン!!

ノックしてもしもーし

せめてノックをしてからその科白を使ってください

心の中ではしていた それはもう鍵のかかった扉をぶち破るほどの強さで叩いていた

すいません 今後気をつけます

二度とこんなところに来るか

その科白、今回で何度目でしたっけ?

初めてじゃありません?

4度目です

つまり、俺は3度にわたりこの部屋に関することで記憶を抹消してるわけか

ああ、そういえばあの熊には見覚えがある カレーの染みでも付けたくなるあの色は確かに見覚えがある

で、今回呼ばれた理由はわかりますね?

いいえ、分かりません(反語)

アレですよね、アレ あのことについてですよね

そうです それで、なにか言い分はありますか?

拙い、このメイド、抽象的なまんま話を進めやがった 何のことか確認をしろ ホウレンソウくらいできんのか

はい、この度は私のせいでご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした

具体的な改善策は考えていますか?

いえ、そのことについても助言を頂きたく思います

それは自分で考えましょうか

そうですね では自室で考えますのでこれで

帰ったらどうやってロリっ狐と戯れようか 考えるだけで頬もつりあがるというもんだ

その科白、何度目ですっけ?

……初めてでは?

おそらく、4度目なのだろう

7度目です

この部屋どころか、メイドとの会話は殆ど忘れてるようだ

ゲホゲホッ…ぐぼろぉ……持病の吐血が!

見た感じ喀血では?

そうですかー ということで医務室にでも

それ3度目です

……

なんか、すいません

はい、いいですよ 減給処分で許します

ロリっ狐よ、すまん お前の餌のランク、また下がった

ではそういうことで

明日また部屋に来るように 明日はちゃんと考えてきてくださいね?

私の熊を真っ白に染め上げるに至った、納得のできる理由

……

既に染めた後やったんかい

To be continued.

熊その実、元はパンダ 執事が牛乳をぶちまけた結果白熊に 洗えば落ちるだろうに放置するメイドさんも悪い

メイド 増え続ける年と釣書が悩みの種 好きなもの:熊と名につくもの 苦手なもの:執事の性格

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公開日 2013/02/11 23:25 再生回数 13

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