えー、今からマジックをお見せします。
わー(パチパチ
・・・・(パチ
お二人の後ろにあるあの地球、
なんと! 今から!
あっという間に消してみせませう!
なんと! あの地球をですか!?
・・・・・・。
地球が・・・・楓ちゃんどうしよう!? あたしたちの地球が一瞬にして無くなっちゃうんだって!
あー・・・・うん。
では、この水色のハンカチを使って、お二方から地球を見えないように致します。
どうです? 地球、見えますか?
み、みえませーん・・・・。
楓さんからも、地球、見えないですね?
あー、うむ。
オッケーです。では、これから僕が3つ数え、お二方と地球を遮るこのハンカチを取り除きます。
するとなんと! 地球が・・・・
ゴクリ
消えちゃってるんですねー☆
えーそんなカンタンなことで消え
たぁーーー!!!!!!!!!!!!
どうです? 消えちゃったでしょう? 地球☆
えー!? すごい!? えー!?
いやあの、渚・・・・?
楓ちゃん!? どうしてそう落ち着いていられるの!? 地球が消えちゃったんだよ!?
僕らの宇宙船地球号がilsさんのマジックで消えちゃったんだよ!?
フフン(ドヤァ
渚、地球ならちゃんとそこにあるのだ。
・・・・・え?
・・・・・・。
ほれ、この通り・・・・
あっ
地球あったぁー!!!!!!!
仕掛けはカンタンなのだ。ただのフリップ機能を使って、地球が消えたかのようにみせかけただけなのだ。
別にすごくもなんともないのだ~♪
・・・・・・。
えーな~んだ~。 驚いて損しちゃった~。
マジックのタネというものは、案外単純なものなのだ。
仕掛けを大掛かりに、そして派手にすることで、奇怪で複雑なように見せているだけなのだ。
・・・・・・。
ふーん、そんなもんなんだ、マジックって。
だが私は、渚の子どものようにはしゃぐ姿の方が数倍は面白かったのだ。
楓ちゃんひどーい。
手足なんかジタバタさせて、目玉なんか今にも飛び出るかのようで・・・・くふっ
あっ! 笑ったなー!
すっすまんなぎ・・・・くふふぅっ
これはオシオキが必要のようですのう、楓ちゃん?
・・・・はて、なんのことでしょうなのだ?
とぼけても、ダメ-!!!
うわー、助けてなのだ~♪
待て待て~♪
・・・・・・。
あはははは・・・・
あはははは・・・・
・・・・・・。
はぁ・・・はぁ・・・
一通り走ったら、疲れたのだ。
やはり無重力空間といえども、ドラ○もんのようにそうカンタンに体力が有り余るわけではないのだな。
ぜぇ・・・ぜぇ・・・
お疲れなのだ、渚。
はひ・・・はひぃ・・・はふぅ~・・
おいこらそこの。
え? 僕ですか?
この月面に、私たちとお前のほかに誰がいるのだ? まさか本気で兎がいるとでも思っているのかなのだ。
いや、別に・・・・。
それはともかく、のどが渇いたのだ。何か飲み物は?
いや、持ってきてないですけど・・・・
全く、気が利かない男なのだ。
普通このような場所に連れ出すのなら、飲み物くらい用意しておくのがマネジャーの勤めなのだ。
え? いつからマネジャーに?
問答無用! いいから早く何か飲み物を持ってくるのだ!
くっ・・・・!! 製作者に対してなんたる侮辱! いつしか重い病気にでもかけてやろうか・・・・
ぐだぐだ言ってないで、早く行けなのだ若年ハゲ!
禿げてないし!
ひゃぁ!
おお! いきなりキレ出したのだ。
これだから最近の若いのは。ちゃんとカルシウムを摂取しないからこうなるのだ。
そういえば楓ちゃん。カルシウムで思い出したけど、牛乳を飲めばその・・・・胸が大きくなるって、あれって・・・・
そんなの、嘘なのだ。
ああ、やっぱり・・・・。
牛乳よりもマッサージの方が効果あるのだ。なんだったら私がマッサージしてあげてもいいのだ♪
きゃあ! ちょ!? かえでちゃーん!
ふふふ、相変わらずちっぱいなのだ。
気にしてるんだから口にしないでよ~。
っていうかお前ら俺のこと忘れてるだろ! さらに言うと男としてみてないだろ!
うむ、ご名答なのだ。
正解したご褒美に、ポケットに入ってたアメちゃん上げますね。
こ、こいつら・・・・。
さあさあ渚、このような軟弱者は放っておいて、せっかく邪魔者がいない月に来たのだ。
二人っきりの時間を満喫するのだ♪
ああ、かえでちゃ・・・・
プチン
? 何か音しなかった楓ちゃん?
気のせいなのだ。さあさあ渚、上着を脱いで・・・・
カチ
カチカチカチ・・・・
カチ
だめだよ楓ちゃん♪ あたしまだお風呂に・・・・あれ?
ふふふ、綺麗になる前の渚も中々・・・・のだ?
楓&渚 「「あれぇ?」なのだ」
もう怒ったぞ?
お前らが頭を下げるまでそこから外に出さんからな!
楓「女性監禁とは、ついに犯罪に手を染めてしまった。」
渚「ううう、お母さん悲しいのよ~」
このやろう~・・・・。
お前らなんか、フリップごとこうしてくれるわ!!
楓「!! 渚、危ない!」
渚「え? うわわ!!??」
ビリリリ!!
楓「ふう、間一髪だったのだ。」
渚「ils、なんて恐ろしい子なの・・・・」
楓「キミPキャラをここまで苛めたのはきっとこの男が初めてなのだ。早速キミP内で指名手配するのだ。」
楓「拡散希望なのだ。」
渚「ところで楓ちゃん。あたしたちなんでさっきからSDなの?」
楓「きっとあの男のことなのだ。立ち絵全てを用意するのが面倒に決まっているのだ。」
お前ら自分の置かれてる立場をこれっぽっちも理解してないんだね!
あと、左右反転を用意してもらっただけでもありがたいと思え!
渚「あっ! 本当だ! あたし左向いてるよ楓ちゃん!」
楓「左右反転如きで何を偉そうになのだ。(ワラ」
楓「だがしかし、こうもやられてばかりでは癪に障るのだ。」
楓「こうなったらこちらも抗戦するのだ。渚、耳を貸すのだ。」
渚「なになに、楓ちゃん?」
楓「ふぅ~」
渚「うひゃぅあ!?」
楓「などとふざけている場合ではなかったのだ。ごにょごにょごにょ・・・・」
???
楓「・・・・ということなのだ。」
楓「見ておれils! 今から酷い目にあわせてやるのだ!」
渚「のだー!」
あっ消えやがった!
くっそー、あいつら一体何処に・・・・
まさか!!!
カチ
カチカチカチ・・・・
やっぱりか!!!
楓「おおう、思っていたよりも早く見つかってしまったのだ。」
お前ら、まさかフリップから俺のPCに乗り移るつもりか!?
渚「ふっふっふ~♪ ご名答なり♪」
楓「そんなわけでポチッとな」
やめてー!!!!
楓「むむ、ilsめ、いつの間にこのようなコザイクを」
渚「これじゃどこにピクチャフォルダがあるか分からないね楓ちゃん」
お前らやっぱり俺の画像フォルダが目的か!
渚「またまた正解♪ ilsちゃんの秘蔵フォルダをばら撒いて恥をかかせてあげるのよ♪」
楓「ふふふ、先ほどから連続正解なのだ♪ どこぞのクイズ番組でレギュラー張れるのだ。」
渚「おめでとー♪」
うれしくねーよ!!!!
楓「しかし、このモザイクは邪魔すぎるのだ。」
ふふふ、流石に他のユーザーにプライベートフォルダを見られるわけにはいかn
渚「レッツペインテング~♪」
お前ら本当になんでもありだな!!!一種のウイルスレベルだよ!
ていうかウィルスバ○ターは何してんだよ!?
楓「そんなもの、愛と百合と愛の戦士達の前には無力なのだ。」
渚「楓ちゃん、愛が多すぎて渚潰れちゃう~♪」
・・・・はぁ~。
楓「降参するかなのだ?」
渚「なのだならだ?」
・・・・はい。
僕の負けです。
ずずず~・・・・。
いや~、しかし今回はちょっとした大冒険だったね、楓ちゃん。
ずずず~・・・・。
二つの意味で、な?
何故こっちを見る。
~終劇~
秋田旅行楽しかったです。 泊まった部屋の名前が楓の間だった、運命を感じた。
混浴は・・・・断念っ・・・・!
ちなみにフリップ画像は全く関係ありません。