ある学校での放課後、ここ休憩室で黒ポニは楽しみにしていたおやつをテーブルに置きました。
袋をあけて食べようとしましたが、 職員室で先生に呼ばれたことを思い出しておやつを置いたまま休憩室をでました。
彼女が出たあと、今日お昼を忘れてお腹がすいておやつを一袋分食べたがっている茶髪が入ってきました。
SSはここから始まります
むむむ、休憩室のテーブルにおやつがあるぞ!
これはあれだね。 先に行っちゃった黒ポニちゃんがきっと用意したやつだね
黒ポニちゃん授業終わりに先生に呼ばれてたからしばらく戻ってこないと思うし今のうちに全部食べようかな~
茶髪そんな判断で大丈夫か?
大丈夫だ!問題ない!
って。 誰だよお前! それに50ページまでなのにこんなやりとりさせないでよー!
そんなわけで茶髪がおやつを食べて、 怒られないように口元をふき、食べかすも掃除して、
袋も偶然部屋の外を通ってきたクラスのゴミ捨て係についでに持って行ってもらいました。
これぞ証拠隠滅! これで決定的証拠はなくなった。 そこで黒ポニが戻ってくる。
なんで? おやつが・・・ない・・・
ダレカタベチャッタンダローネー。
デモショウコガナイカラダレノセイカワカラナイヨー。
? おい茶髪。 なんで誰かが食べたと思うんだ? 私は何もないから誰か持って行ったんだと思ったのだが。
2人「・・・」
お前なにか知って、いや食べただろ。
え!? ちょっと!何言ってるの!私の口周りにはなにもついてないし、
机や床にもおやつの食べかすもないし、あいていたおやつの袋もすててないし、
甘くて美味しいおやつを一袋まるごと食べた決定的証拠がなにもないよ!
・・・
証拠がないのは犯人が食べて口元をふいたり、机や床をばれないように掃除したり、
クラスメイトにおやつの袋をゴミ袋と一緒に捨てたからかもよ~
・・・茶髪。
・・・これは持論だが決定的証拠を探すのに一番なのは(犯人への)痛みだと思う
今お前に一番必要なのは言葉による「尋問」ではなく・・・「鉄拳」だ
それなんて兵長?
うるさい! この私の鉄拳ではかしてやる
うおりゃー!
茶髪に黒ポニの拳が振りかかり、 茶髪の顔に向かってくるその瞬間!
わー、ストップストープ!私がここにあったおやつ食べ、じゃなくて隠したんだよー!
よしよし。 なんだ、隠してたのか。 で、茶髪ちゃんどこに隠したの?
・・・
食べてないんでしょー。
・・・キュピーン(閃き音)
お腹の中(笑)
・・・そっかー お腹の中に食べて隠したんだー・・・
ええ~! 怒ってる~!
黒ポニちゃん!誤解しないで! 私はただ誰かに取られないようにできて、私の空腹を満たす方法がお腹に隠すしかないと思って、決して黒ポニちゃんだからごまかせるなんて思ってなかっ
やっぱりお前に必要なのは・・・
勝手に人のおやつは食べてはいけない+嘘をつくなという「教訓」じゃー!
わー! ごめんなさーい!
大丈夫じゃなかった!問題だ!