あ、俺ゾンビっす。 あと魔装少女っす。
・・・。
こいつはユー。 冥界からきたネクロマンサーだ。わけあって筆談なんだが…詳しい設定はググってくれ。
『設定とか言うな』
ハハハ、すまんすまん。
おい、バユム! 朝食はまだか?!
こいつはハルナ。 自称天才魔装少女だ。どうやら俺が彼女の魔力を奪ってしまったらしく、今は変身できないでいる。
おい、早くしろよな! ハルナちゃんがお腹を空かして待ってるんだぞ!
分かった分かった。 すぐ作るからちょっと待ってろ。
アユム、朝食なら私が作るので大丈夫ですよ。
なっ!? セ、セラは作らない方が…
あん? どういう意味ですかこのクソ虫が。この私の手料理が食べられないとでも言うんですか。
いや、あの…すいませんした。 (こいつはセラ。吸血忍者で…後は見た目通りのやつだ。)
何ひとりでぶつぶつ言ってるんですか。 本当にあなたは気持ち悪いですね。
はぁ…。 ま、俺の日常は大体こんな感じ。 ちょっとドタバタしてるけど、平和な日常。
やっぱり平和って素晴らし
きゃああああああああああ
大変だバユム! メガロが出たぞ!
平和な日常…
何してるんですかこのクソ虫が! すぐに私たちも行きますよ!
平和…
・・・。
『アユム 頑張って』
ユー…
ユーね、お兄ちゃんの頑張ってる姿見るの大好きだよ。 ※アユムの妄想です
デュフフ。 お兄ちゃんもユーのこと大好きだよ~。
お兄ちゃんすぐ倒して帰ってくるからね~。
・・・。
よし、行くか!
ここにメガロが…
おっせーぞバユム! 葉っぱの人がやべーんだ! さっさと魔装少女になれ!
なにッ!?しゃーなしだな! ノモブヨ ヲシ ハシタワ ドケダ グンミーチャ…
デーリブラ!!
ああ、来るぅ 来るぅ… 来てるぅーー!!!!
シャキーン
すぐに俺が蹴散らしてやるぜ!
くらえ秘剣・ツバメ返し!
うふ、うふ、うふふ 効かない 貧乳の攻撃、効かない
これも効かないなんて… く、屈辱。
セラ!あとは任せろ!
!! 巨乳…大好き 巨乳…欲しい!!
ガバッ
ふ、あまいぜ!
くらえ! ミストルティンキーーーック!
キュイーーン、ギュルギュルギュル(ミストルティン:チェンソーの音)
それキックじゃねええええええ
最後に一つ言っておく… 俺は男だ。
なん…だと ぐわあああああああああああああ
ふぅ、メガロすらメロメロにしてしまうなんて… なんて悩ましい身体なんだ。
よくやったぞバユム! っていうか、いつもその姿でいた方がいいじゃないか?
ハハハ、それは勘弁だ。
よくやりましたねアユム
あとその…今回は…あんまり役に立たなくて…
何言ってるんだセラ。お前はいち早くメガロと戦ってみんなを守ろうとしたろ?結果はどうあれ、お前はよく頑張ったじゃないか。
ふ、ふん…。 このクソ虫が。 次は手助けなんて必要ありませんからね!
はいはい。
『アユム
ユー…来てたのか。
お兄ちゃん、すっごくかっこよかったよ! ※アユムの妄想です
うふふー ありがとうお兄ちゃん頑張ったよ~。
朝飯』
って俺の活躍は無視か!
『いいから飯 早く』
はぁ…分かったよ。 それじゃ帰りますか。
バユム! 飯おかわり!大盛りで!
アユム、私のもお願いします。
はいはい。
『アユム ごはんマシマシ』
分かったよ。みんな大盛りでいいんだな。
あ、俺ゾンビっす。 あと魔装少女っす。
ちょっとドタバタしてるけど、これが俺の日常。 平和…とは言い難いが、まぁこんな日常も悪くないかもしれない。
きゃああああああああああ
バユム!! またメガロが出たぞ!!
やっぱこんな日常 嫌だあああああああああああ