「だから貴様は下手すぎだと言ってるんだ。昨夜は特に最低だったぞ」
「下手で悪かったな! 俺だって努力してるんだ。だいたいお前どんだけやりゃあ気が済むんだ? ありゃ、やりすぎってもんだろが。こっちの身体がもたん」
「もたせろ。はっきり言わせてもらう。貴様は早すぎなんだ。まったく堪え性ってものがないのか」
教室の各所から「早すぎ? 何が?」などと、ひそひそ声が上がる。
「それにたった三回で打ち止めとはなんだ。だらしない」
周囲からは「三回も?」とか「そんなに?」とか、小さな囁き声がする。
「そんだけやりゃ十分だろ?」
「その程度では不十分だ。とても満足などできない!」
「無理なものは無理だって。せめて週三くらいにしてくれよ。やりすぎで俺死ぬって」
「情けない。それでも男か!」
「ふん! 今夜も徹底的に搾ってやるからな。覚悟しておけ!」
「絞りとる?」「カラカラになるまで?」そしてクラス内での噂がますますヒートアップしていく。