今日は雨風が強いだけで、何もなくて暇ったらありゃしないわ。 ちょっとクマ吉くん、かまいたちにあって切り刻まれなさいよ。
ご、ごめんだよ! なんで部屋で避難してるのにわざわざ外に行ってかまいたちにあわないといけないのさ!!
ピンポンパンポーン 「気象庁からこの地域に特別警報がでました!」
ほら、特別警報だってでてるし! 外に出るのは危険だよ!
? 特別警報ってなんなのさ?
そっか知らないんだね。 じゃあ物知りの僕が警報についてまず教えるけど、
おいおい、探偵の宇佐魏ならそれぐらい知ってるだろ。 警報っていうのは、
犯罪と刑罰に関する法で、どうしたら犯罪か、その犯罪にどのような刑罰が科せられるかを決めた法だろ。
宇佐魏は通報が好きで探偵やってんだからこのこと知らないとどういう奴を通報したらいいかわからなくなるだろ。
うん。それは刑法だよね! 警報とはぜんぜん違うよね! そもそも通報が好きで探偵やるなんてありえないよ!!
でも私通報が好きで、通報をしないと探偵をしてる気分にならないのよ。
まじかよ。探偵といえば推理なのに。 それより警報っていうのは、
むけてないことだよね。 男の人のアレが。
それは包茎!! どんな間違いだよ!けいとほう逆!! なにさらっと下にしてんだよ!!
警報か。うほ! 俺のお笑いネタと被ってるじゃないか。
お前のネタはゲイ・ホモねただろ!! 僕が言ってんのはけ・い・ほ・う! 警報について言ってんの!!
警報っていうのは、 これから起こりうること、あるいは行ってしまったことに対する結果を不特定多数の人に告げることだよ。
! 通報とは違うのか!!
違うよ。文字が似てるだけだよ。 なんでそこで通報がでてくるの? 君も通報したいの?
じゃあ特別警報ってなんなのさ。 なんで特別通報がなくて特別警報があるの?
通報にこだわるね宇佐魏ちゃんは。 とりあえず特別警報はね、
気象災害、水害、地盤災害、地震、噴火とかの大きな災害が起こるおそれが場合に、気象庁が警告のために発表する情報、だよ。
警報の一種だけど、これは警報の発表基準をはるかに超えるような災害が発生しそうな場合に適用されるんだ。
わかった?
うんわかった!
と、言うわけで私参上!
お、おねいちゃん! なんで学校にいるの? さっき特別警報が出てたんだから外に出ちゃダメだよ!危ないでしょ!
う~ごめん。 頑張ったら外に出れそうだからつい来ちゃった。
なんで来たのですか?
それはだな、 私のブラを盗った犯人がここにいるきがしたからいてもたってもいられなくなったんだ!
キラーン (クマ吉をみる)
ちょ!違うよ! 僕じゃないよ、前科はあるけど。 犯人はここにいない畑君じゃないのかな?
ちょ、ここにいるからね! そもそも僕が犯人になる証拠あるの?
確かに証拠はないけど、 だが! 君が無実っていう証拠もない!
そんな~
でも私、犯人の証拠ならあるわ。
一同「本当!?」
じゃあまずクマ吉君、毛皮を剥がされなさいよ。
ちょ!! なに言ってんのダメだよ!そんなことされたら痛いし、 盗ったブラが見えるじゃないか!
全員「あ!」
すっかり晴れて警報が解けて警察が来ました。
みごとな誘導尋問だったよ宇佐魏ちゃん。 そんな君になぜ特別通報が存在しないかを教えてあげるよ。
罪に対して罰が誰もが平等に受けるように、通報を受けたらどんな犯人のところにも警察が行くべきだろ?
人が受ける罰や通報に特別なんてない。
だからこの犯人を特別に捕まえるような特別通報なんてこの世に生まれないのさ・・・
終わりです! ご視聴ありがとうございました!
ここの2人 「ちょ!全員集合でしょ!?おれ(私)でてなかったよ!!」
そういえば私達もですよね。
いえ僕は3ページ目に台詞がありました。