・・・?見覚えがある場所だけど…ここどこ?
オーイ!こっちだ!
男の子があたしに手を振ってる…?この子、誰…?
見てよ、これ!綺麗な石!
わぁー本当だ!ピカピカしてる!
これはねー星の欠片だよ。伝説によると、一つの願いが叶えるだって!
それ、本当なの?
信じる?この星の欠片は、また俺たちを再び巡り合える事ができるってこと。
(そうだった…ここは…昔のあたしが住んでいる場所だった…) ・・うん。信じる。
ヘヘッ。その約束も忘れるんじゃないぞ!
わかってるよぅー
雪ーどこにいるんだー?そろそろ帰るぞー!
あっ、お父様が呼んでる…
んじゃ、俺たちも帰ろ!
男の子はそう言いながら、あたしの手を繋いだ。
迷子になったら知らないけどな!
しないわよ!
わかったから、そんな顔するなよ!お転婆w
誰がお転婆よ、このチビ!
ナニヲー?!やんのかコルァ!
上等だコルァァ!!
こうやって騒いてながら家に帰った。そのあと、あたしが引っ越して、それからもあの子にも会えなかった。
名前すら忘れた…←男の子可哀想w