ふう、これで何も文句は言われないね。
あ、着替えたんですね。
さてと。
まず最初の被害者は2-Cの男子。
つまり! 犯人は2-Cの女子!
え!? そんなあっさり決めていいの!?
普通に考えたらそうでしょ。
ようし! 2-Cの女子に聞き込みだ!
持ってないし、あげる気もなかったし。
アイツマジでうるさかったから死んで当然。
私が犯人!? ばか言わないで!
違いますよ~! これは飾りです~!
みしつ殺人か。
いや明らかにみしつじゃないでしょ。
でもわからないよ~!
スパッと解決するんじゃ…
「いやあああああああああ!」
二人「「悲鳴!!」」
部長! 外です!
ここから飛び降りれば早い!
え!? ここ三階!?
お先―!
ぶ、部長!?
急がないと!
あれ? こっちじゃなかったのかな? でもこっちから悲鳴が聞こえたはず。
こっちか! 部長! 現場はどうで…
すか?
どうしました?
あの~、卯佐木さんはここに来ました?
えっと、ピンクの人ですよね?
それなら校長先生に連れて行かれてしまいました。
・・・。
被害者は?
ここに。
(動かない、ただの屍のようだ)
もしかして?
やっぱり。
そのストロベリーチョコボー〇が原因ですか?
これはあなたが?
いえ、私がここに来た時にはもうこの人はここに倒れていて。
なるほど、ということは私達が聞き込みをしている間の犯行か。
となると2-Cの女子という線は消えたか。
この人は何組?
多分、2-Hの人かな?
何でわかるんですか?
前に2-Hの緑の髪の毛の男子が変なことしてるって聞いて、その時に知って。
ふむ。
(どうやら犯人は無差別に事件を起こしているみたいだ)
あなたはこの人をとりあえず保健室に。
は、はい。
ズルズル。
これはかなり謎めいている。
しかし部長はこんな時になにやってんだか!
部長は。
私の頭に飛び降りるとはいい度胸だな!
ワタシ、ニホンゴ、ワカリマセン。
そうか。
んなわけねーだろうが!
ごめんなさ~い!!