ワケあってダメリンゴさんの代わりに私が続きを書かせて貰いました。
ご了承お願いします。
それではリレー小説の続きです。
・・・。
紫に言われて来てしまった。
いろいろ準備はしてきた、後は雰囲気に任せて…
・・・。
何でこんなに迷ってるんだ俺は?
ただドアをノックすればいいだけじゃないか。
よし!
・・・。
ノックして…、いいのか?
さっきから部屋の前でなにやってるんですか?
え!? あ、いやその!
さっさと入ってくればいいのに。
そ、そうだな。
・・・。
お茶持ってきました。
あ、ああ。 ありがとう。
あの~、マスター。
な、なんだい?
マスターは私と居て楽しいですか?
きゅ、急に何言ってるんだよ!?
なんだか楽しそうに見えなかったから。
そ、そんなことないぞ! これでもテンションは最高潮に達してるぜ!
それならいいんですが。
じゃ、じゃあ何か話をしようか!
あ、それなら一つ聞いてもいいですか?
ん? なんだ?
翠のことなんですけど。
あ、あいつがどうした?
翠、売りませんか?
え?
翠がいなくなればこの家も広くなりますし、
それに、マスターと二人だけで生活できるので。
あ、えっと…
マスターのお金は私が全部稼ぎます。
だから… その…
悪いけど、それはできないよ。
ど、どうして!?
あいつは俺にとって…
俺にとって…
そういえば翠とはあの日から一緒に住むようになったんだっけ。
しっかりしてると思えば以外にドジで、
恥ずかしがり屋で、
俺と話してる時はよく笑ってたっけ。
しかしいつのまにか俺の傍からいなくなっていた。
だから俺は…
・・・。
マスター。
紫…。
マスターは私の傍にずっといて欲しいです。
そのためなら私はマスターのためになんでもします!
マスターが望む全てのものをやってのける自信があります!
そうか。
ありがとう、紫。
でもこの感情を抑えたままお前の傍にいることは俺にはできない。もしかしたらお前を傷つけるかもしれない。
マスター。
翠がどこにいるか知らないか?
多分、ティッシュ配りをしてるかと。
ティッシュ配り? あいつがなんで?
なんでも大切なものを作るための資金集めとか。
そうか…
うわ、天気悪!
天気予報だと降るかもだというそうです。
なら傘を持って行かないとな。
行ってらっしゃい。
おっと、忘れるところだった。
チョコうまかったぞ。
・・・。
それならよかったです。
さて行くかな。
今度こそ行ってらっしゃい。
頑張って、マスター。
いよいよクライマックスに近づきました! 海斗はどんな選択をするのか!
お次は海東さんお願いします。