ぜぇっ・・・・ぜぇ・・・・間に合ったぁ~!
もうっ、遅いよ!授業始まるよ?
ふぇぇ・・・だってだって、お布団がふんわりで、あったか~くてついウトウトしちゃったんだもんっ
もうっ!しょうがないなー 文子らしいわね
てへへ☆あ!たかひろ君!
えっ?
やぁ、文子に文美 おはよう
おっ おはよう・・・
文子 今日も寝坊したんだって?まったく、文美を見習ってしっかりしろよ?
ふぇぇ~~~ん☆ひどぉいっ!ぷんぷん
あははっ あ 文子、足元に犬の小便がかかってるぞ
え?!うそうそっ いやぁ~!
ほら・・・じっとしてろ 今ふいてやるから
どきっ・・・☆☆☆
よし 綺麗になった 女の子なんだから身だしなみには気をつけろよ?それじゃ僕は行くよ じゃあまたな
ふっ、ふ~~んだ!余計なお世話だもーん!でっでも・・・・ありがとねっ
(・・・たかひろ君)
うら若き少女の胸の中に燻る感情があった・・・それは甘く切なく胸を焦がす初恋の炎か、狂おしく胸中をかき乱し燃やし尽くす嫉妬の炎か
この時の文美はまだ、自身の胸の中に渦巻く感情に付ける名前を知らずにいた・・・






