ゲン、出番だよ！カレーを作るヨ！
ガッテン承知！
カレーを作る前に、私はゲンの奥さんだからね！正直に言うね！
ポーズがキモイ。
………(´；ω；｀)
では料理を始めましょう！冷蔵庫にある材料は───
カレールー、ニンジン、じゃがいも、タマネギ、牛肉、キムチの素、マヨ、ケチャ、パプリカ三兄弟(赤･黄･緑)、マグロ、チョコ、ネギ、コーラ
棚の中には、っと……
ポテチ(塩L)、じゃがりこ、うまい棒(ｺﾝﾎﾟﾀ･ﾀｺﾔｷ)、ナイフ、七味、砂糖、塩、こしょう、ゆずポン酢、味噌、醤油、コンソメ、チーズ
よし！材料は「ルー、ニンジン、タマネギ、ポテチ、キムチの素、うまい棒、コンソメ、醤油」だよ！
………:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):
ゲンはお米炊いといて！………ではまず、鍋に水と醤油を入れます。
煮ます(ｸﾞｰﾙｸﾞｰﾙ)
沸騰してきたらニンジンとタマネギを入れます。……ちゃんと斬ってますよ？
少ししたらじゃがりことうまい棒も入れます。あればハッピーターンも入れます。風味が出ます。多分。
ニンジンが箸に刺さるぐらいになったら、ポテチを入れます。
カレールーもすぐに入れます。煮ている間に好みで調味料を入れます。(コンソメ、キムチの素ﾄﾞﾊﾞｧｯ)
待ちます。ゲンはどうなっているでしょう？
ｼﾞｭﾜｧｧｧｧｯ……
あ、あのぅ、ゲンさん？一体何をされているのでしょうか？
……米を、炊いている………ｯ(ｼﾞｭﾜｧｧｧｧｯ)
………ﾌｯ(ﾄﾞｯ)
ﾌｹﾞｪｯ！…あぁ、米がぁ……(´・ω・｀)
炊飯器で炊けと言ったんだ！このCommonSenseブレイカー！とあるでいうと「常識殺し」(●´ω｀●)
顔面蹴った上にそのドヤ顔はないと思うんだぜ………
アン？なんか言ったか？
何でもないッス！ｳｯｽ！
まぁいいけど………ｽｰ、ﾊｰ、ｽｰ、ﾊｰ……
とまぁこんな事してる間にカレーができたよ！
ﾅｲｽ変わり身！そこに痺れる憧れるぅ！！
すっごいドロドロしてるよ！(ﾄﾞﾛｫｯ)
………カレーじゃ、ない。:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):
カレーだよ！どこからどう見てもカレーだよ！
うん、色は良いんだよ。だがな、アイよ………匂いが既におかしいんだ。………混ぜてみようか。
………カレーを混ぜてみると、茶色だったカレーの色が黄色く変化していき、辺りは香辛料や辛い食べ物の独特な刺激臭が濃く充満した。
お前ぇ……カレーに何を混ぜたァ！
え、えーっと………キムチの素とコンソメの容器がカラッポになるぐらい！
お前にカレーを頼むんじゃなかった………
そんなことよりお前は早く米を炊け！
ﾌﾝｯ………
イヤそれはもういいから。
…………………
二人ともー！出来たよー！
やーっと出来たか、ってクサッ！
この刺激臭は………
これはひどい！私だったらもっとちゃんとしたカレーが作れる！
自惚れるなよ小童が………
そんなことより早く食べようよー！
そうですね………頂きます
なんかおかしいような気がするが、気にしちゃあいけない。頂きます。
………そういえば、ちゃんと味見したよね？
ｶﾞﾀｯ
………………
２人「まずはお父さんが食べて」
何故俺なんだｯ！
男だからだよ！
作ったのはアイであろう！
はいゲン、あーん。
あーん
奥さん！あそこにこんな初歩的トラップに引っ掛かっている父が！
あんなのに簡単に引っ掛かる阿呆がウチの父親だと思いもしませんでした！
………………
お味はいかが？
………まず、カレーを入れる前に醤油を入れて煮込んだことにより、風味が出て旨くなった様に感じる。
ポテチ、うまい棒を入れたのもなかなかいい。ポテチは塩、うまい棒はｺﾝﾎﾟﾀとﾀｺﾔｷの味が溶けてまろやかになった。
私のｺﾝﾎﾟﾀを返せ！
そして………
そして？
そして───
───今まで言ってきた風味を全て消しさるコンソメの味とキムチの素の辛味が絡み合い、貴様らを獄炎の焔が包み込むであろう………
エマージェンシー！水を！ミネラルをー！
ガッテン承知！
………ご飯どころの騒ぎじゃなくなりましたね………
ﾇ､ｸﾞ､ﾊｧｧｧｧｧｧｧｧｧ………:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):
今日はここまで！また観てくれよな！
※カレーはスタッフが美味しく頂きました。
