そういえばさ。
あぁ?
・・・・こっち見ちゃ、いや////
(どんだけイケメンなんだよ今の俺・・・・)
あんたが入ってたみかん箱。
あれでさ、時空転移とかできないの?
あ~・・・
・・・・できないこともないぞ?
じゃあじゃあ! それで過去に戻って、過去の私たちに魔法の出力を手加減するように伝えてくれば!
この惨劇を回避できるんじゃないかしら?
なるほど、名案だ。
てなわけで、いってらー。
ちょっ!? おまっ!?
ヴゥィィィィィン・・・・
バシュウゥゥゥゥン・・・・
・・・・・・。
楓ちゃん楓ちゃん!
見てみて! コスプレイヤーさんがいるよ! 結構可愛いかも~。
・・・・・・。
あれ? なに膨れちゃってるの、楓ちゃん?
な、なんでもないのだ! さあ、買い物の続きなのだ!
わわわ、ちょっと! そんなに引っ張らないでよー!
・・・・・・。
うげ、なにこの格好!?
一方過去では....
ドーン!!!
あいたたたた・・・・
ちくしょう! 相談もなしに過去に転移しやがって! なんて悪女だ!
しかも戦いがあった日よりも大分前じゃねぇか! むしろまだあの女と顔も合わせちゃいねぇ!
あらあら、何かしら今の音・・・・
!?
あっ・・・・
・・・・・・。
・・・・・・。
やだっ・・・・イケメン・・・・/////
どんだけ!? 俺ドンだけイケメンにできてんの!?
ひゃぁ! しゃべった!?
ああっすまん! 驚かせて申し訳ない。
しかも紳士・・・・!
あ、あの・・・・私、佐原っていいます。 この学校で教鞭をとってましてですね....
~終劇~