正ちゃ~ん! 解ちゃ~ん!
何?
腰痛でも治ったか?
元からなっとらんわ!
それよりね、ふと思ったの!
またろくでもないことを。
まだ何も言ってないでしょ!
お前の思いつきは大半が意味が解らないものばかりだろ!
今回は自信あり!
わかったよ、言ってみろ。
あのさ…
アホ毛ってどう思う?
最高だね!
せ、正奈が食いつくなんて珍しい。
え!? あ、えと!?
ま、眞流山さんがこの前そう言ってたから!
なるほど、あいつなら言いそうだ。
(眞流山さん、ごめんなさい)
しかし、アホ毛なんてつけてもたいして変わらないんじゃないか?
でも世の中のアニメのキャラクターにはついてる奴いっぱいいるよ。
可愛いしね♪
そうか、それでお前はどうしたいんだ?
つまりだ、一番アホ毛の似合うのは誰か考えようってこと!
予想どおりろくでもない。
じゃあいいよ! 正ちゃんと語るから!
正奈行くところ私ありだ!
・・・。
解ちゃんって、実は極度のシスコン…
妹を心配して何が悪い!
いやまあ別にいいんだけど。
とりあえず、何処か話せる場所に行こうよ。
とってもくつろげるところ知ってるよ!
移動中
ピンポーン。
どなた…
こんにちは!
バタン。
・・・。
どうして閉めるの!?
この前の件からかなり嫌われてるみたいだな。
とりあえず私が声かけてみるよ。
ピンポーン。
はい。
入れて貰えます?
正奈さんですか、どうぞ!
お姉さんも!
お邪魔させて貰うよ。
さてと…
バタン。
・・・。
あれ!? 私は!?
仲間はずれ嫌ー!
ガチャ。
はぁ~、どうぞ。
お邪魔しま~す!
今お茶持ってきますので…
決して! くれぐれも! 絶対にパソコンには触らないように!
だってさ、解ちゃん。
原因はお前だろ!
ですよね~。
アホ毛について話すんじゃなかったの?
おっとそうだった!
誰が似合うかな?
そういえば阿加井さんにはなかったか?
あの人は大人の女性でしょ! 私達についたらの話!
なるほど。
私は意外に眞流山さんが似合うと思うんだよね!
あいつにつけたら変な電波受信しかねないぞ。
そういうもん?
ついた瞬間、ペンチで抜く!
そんな曲がった釘みたいな言い方しなくても。
それより私はお姉ちゃんにつけたいな。
わ、私!?
解ちゃんについたら変だよ。
ほう、その真意をちょっと聞こうじゃないか。
へ、変っていうのはポニーテールにアホ毛はつけたらどっちがポイントなのって話だよ!
そういうことか。
それを考えたら正奈も…
つけてみたいとは思うけどね。
そうなのか、だったら…
でも私も似合うとは思ってないけど。
となると落葉香はどうだろう?
・・・。
・・・。
二人「「アホ毛がもう一人の人格になりそう」」
どういう意味!
お茶淹れました。
あ。
あ。
あ。
はい?
みんな「小萌莉さんが適任」
はい?