夜、落葉香達は学校が予約したホテルに泊っていた。
チェックインしたら夕飯まで自由行動ですので。 でもいくら自由とはいえ外には出ないように。
正ちゃん、行こう!
うん。
部屋も別か…
さっさと荷物置いてくるか。
結構いい部屋だな♪
幸せ、不幸、幸せ、不幸、幸せ、不幸。
とう! ほい!
眞流山! ティッシュで占いするな! 小萌莉さんは拾ってないで止めろよ!
だって、あまりにも理不尽すぎて。
いい運動になるかなと思って。
全く。
ドサ。
ところで二人は風呂どうするんだ?
正奈さんとご一緒に!
そしてあんなことやこんなことを…
風呂行く前にコイツを縛っておくか。
じょ、ジョークですよ。 ベジタリアンジョーク。
(え? ジョークだったの?)
とりあえずお風呂はみんなで入るとしてだ。
寝る配置はどうしようか?
私窓のそばがいいです。
そこは私です!
え~。
とりあえず訳を聞こう。 小萌莉さんはどうして窓のそばがいいの?
月明かりをチャージして敵を倒すゲームを持ってきているからチャージしながらできると思って。
そ、そうか。
眞流山は?
いつでも窓をつたって正奈さんの部屋に侵入…
小萌莉さんが窓のそばでいいだろう。
やたー!
どうしてそう意地悪するんですか!?
正奈の身のためだ!
くっ! ならばここは我慢しましょう。
みな風呂に入り、夕飯を食べる。
そして消灯時間。
電気消すぞー。
まだ髪の毛乾かしてます!
まだセーブしてないよ!
早くしろ。
三人「「「眠れない」」」
解羅「羊でも数えるか」
眞流山「賛成」
解羅「羊が一匹」
眞流山「羊が二匹」
小萌莉「ゾンビが一体か」
二人「「羊じゃないのかよ!!」」
す、すみません。
解羅「もう無心になって寝よう」
眞流山・小萌莉「「はーい」」
眞流山「デュフフ♡」
眞流山は先生の部屋に置いてくるか。
ですね。
じょ、ジョークですよ。 ブルガリアンジョーク。
(え? ジョークだったの?)
いい加減寝るぞ!
そして三人は寝始めた。
一方、
グギギ! バキ! メキ!
ぐうぐう。
・・・。
落葉香は締め付けられていた。