“ももたろう(18禁)Ⅲ”

アンタが、優鬼ね?

いかにも、俺様が鬼の末裔・優鬼だ。

わざわざ君の方から来てくれるなんてね、手間が省けたよ。

真猿と雪路に何したのよ!?

おや、何のことかな?

すっ呆けてんじゃないわよ! 今朝、真猿と雪路の様子がおかしいから、問い詰めてみたら…。

優鬼様の"鬼の金棒"でガツーンガツーンって叩かれちゃった~♡ もうキュンキュンだよぉ♡

優鬼様大好き♡ ももはるさんの家来なんて辞めて、優鬼様の手下になりますぅ♡

あの二人が鬼サイドに寝返ったのよ! バカももがどうしようもなく好きで見てられなかったあの二人が!

その言い方だと、君は桃春くんの事を好きじゃないみたいに聞こえるね。

別に私、アイツのことなんか好きでも何でもないしィ。寧ろアイツの一方的な片思いで逆に迷惑してんのよね。

それがツンデレでないのだとすれば、君をオトすのは簡単そうだ。

はっ! アンタみたいな優男に、誰も手がつけられない『御伽の猛犬』と言われたこの私を手駒に出来るとでも?

そうだね、俺様に懐かせることはできなくても

調教して黙らせることはできる。

来るんだ。真猿、雪路。

物陰から現れた真猿と雪路に押さえつけられて、カトリーヌは身動きできない。

離しなさいよ! 真猿! 雪路! 離して!

カトリーヌも"鬼の金棒"で叩かれたら、優鬼様の魅力に気づくはずだよォ。

カトリーヌちゃんだけ知らないなんて、勿体無さすぎだよゥ。

別にコイツの魅力なんか知りたくもない!

おぅおぅ、よく吠えるなぁ。さすが御伽の猛犬と言った所か。これは調教しがいがある。

(ボスッ) うっ…。

こ…、こんなことして…、私に執心してるバカももが黙ってないわよ…。アンタたち鬼の繁栄も今日までだわ…。

何だい? 桃春くんが助けに来てくれるのを待ってるのかい?

家来の危機に、主君が駆けつけてくれる…、熱い展開だね。

だがしかしィ! あの桃男がここに来ることはない!

家来の危機を放って、アイツは敵である鬼と逢引をしているのだからな!今日もお泊りデートのようだ!

上手くいけば、桃男を鬼咲の虜にすることもできるだろうな。

そ…そんな、まさかバカももが他の女に落ちる訳が…。

案外彼が執心しているのは、君ではなく、鬼咲の方だったりしてな!

……。

それじゃあ、大人しくなった所でゆっくりと調教していくとするとするか…。

この"鬼の金棒"でな。

うっ!

腰が…。

はぁ…っ、はぁ…。鬼咲先輩…、もうこれで10回目っすよ…。もうやめにしませんか…?

何を言っているんだい…。君の"きび棒"はまだ出来ると言っているぞ?(ツンツン)

鬼咲先輩…、どうして俺にここまで…。

桃くんのことが好きだからに決まってるじゃないか。

君も僕のことまんざらでもないんだろう? 自分で言うのもアレだが僕たちは相性が良いと思っている。

そりゃ気持ち良かったっスけど…(チラッ)

時計を気にしているようだね。

そろそろ餌やる時間だな~って思って。ウチ、犬飼ってるんですよ。

そうなのかい。

見た目に似合わず結構凶暴なんですよ。この前なんか頭撫でようとして手噛まれましたからね。

一日ぐらい餌をやらなくても大丈夫だろう。

俺は餌を食べているのを眺めているのが日課なんです。その時だけは頭を撫でても噛まないんですよ。

食事中は俺に気を許すっていうか…。本当はアイツ素直になれないだけなんスよ。

本当に大好きなんだな、その犬のこと。

ええ。良かったら今度見に来ますか?

そうだな、是非今度見に行かせてもらおう。

鬼咲先輩…、何で泣いて…

僕は君の困った顔よりも、幸せそうな顔を見ているのが好きだな。

君のペットが、学校で待っているよ。

驚いた…。コイツ、全然鳴かないぞ。

た、大したころないわれ、"鬼の金棒"って。たらちょっと大きいだれじゃらい。心ら籠ってらいのよ、下手糞。

呂律が回らないぐらい感じているハズなのに…、こいつは理性で必死に抑えているんだ…。

気丈な牝犬だ。

(頭の中が真っ白れ、何も考えられらくらる…、意識を保ってるのも限界…)

(でもここでこいつに臥したら、私を救ってくれたバカももにもう顔向けできない…)

どうした? さっきより声が洩れているみたいだが?

そ…、そんなこと…、なっ……い…!

我慢しなくてもいいんだぜ? 辛いだろ? 素直に俺様の金棒で感じて鳴くがいい。

アン、タなんかに…、素直になる訳…、

ほら、ラストスパートだ。

金棒がさっきろり太くちぇ固くなっれ…、うわあああああ!!

うっ

ぜぇ…っ、ぜぇっ…。

ふっ。所詮牝犬だな。迫りくる快感を前に抗うことなどできはしない。

ごめん、ね…、バカもも…。あたし…

「飯の時間だぜ、バカ犬」

!!

ったく、どこほっつき回ってたんだ?

桃春ッ!! ちィッ、鬼咲め! しくじったなッ!

やっぱりお前か、優鬼。妹を俺の足止めに利用したのは。

だったら何だっていうんだ? 妹をどう使おうと兄である俺様の勝手だろ。

それにお前の家来は、既に俺様の術中にハマってるんだよ!

見ろよ、この恍惚の笑みを浮かべた肉塊を。もうコイツに元主君の貴様の声は届かない!

家来を持たない貴様なぞ、俺様の脅威でも何でもないわ!

退け。

なっ…! こいつ、いつの間に俺様の後ろに…ッ?!

ひっどい顔だな、バカ犬。変なモンでも拾い食いしたか?

……バカもも?

チュッ♡

バ…、バカッ! 何も人前で…ッ!?

漏らしてんじゃねーよ、バカ犬。そんなに俺の帰りを待ちわびてたのか?

食事にすんぞ。さっさと食えや (カチャカチャ)

はぁ…っ、バカももの…"きび棒"…ッ。

好き…ッ、バカもも…、もう大好き!(イチャイチャ)

ぐぅぅ…ッ! おのれェ…、桃春め!!

優鬼。お前の狙いは俺だろ? 関係のない鬼咲先輩や俺の家来たちまで巻き込むんじゃねえ。正々堂々とタイマンで決着つけようじゃねえか。

ハッ! タイマン勝負だと? 笑わせる。お前ごときがこのビッグマグナムを持つ俺様に勝てるとでも?

勝ってやるさ。大事なのは大きさでもテクニックでもねえ、…心だ!

いよいよ次回。桃太郎と鬼、長年の因縁の二人に決着がつく…ッ! そしてその勝負方法とは!?

次回まで全裸待機ッ!

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Posted at 2013/04/06 11:53 Viewed 17 times

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これでもかなり抑えてるんだ。

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