ここが例の七不思議の?
七不思議の一つ。「午後4時44分の屋上」。
いかにも七不思議っぽいわね。
で、4時44分になるとこの屋上で何が起こる訳?
それは4時44分になるとわかるよ。
もうすぐ44分だわ。
4時44分。
・・・。
何も起こらないじゃない。
私帰る。
あれ?
ドアが開かない!
これが七不思議・・・?!
4時44分になると、管理人さんがやってきて屋上を施錠しに来るんだ。
・・・それが「午後4時44分の屋上」って訳?
そうだよ! 恐いでしょ?
・・・どうやって帰るの?
・・・あ。
しかも今日金曜日・・・。
・・・。
七不思議の一つ。「死者が呻く校庭」。夜中に校庭に立つとどこからともなく死者の呻き声が聞こえてくるのだよ。
何でもこの校庭の下には、戦争で亡くなった人たちが埋められているとか何とか・・・。
七不思議なんてバカが広めたデタラメな噂です。もう帰りましょう。
タスケテ…
い、今の聞こえたか?!
か…風の音じゃないですか?
タスケテ…ココカラダシテ…
うわあああああ!!!
ちょ、ちょっとッ! 一人にしないでェ?!
タスケテー!
屋上に閉じ込められたのーー! 助けてー!
結論。七不思議に首を突っ込むとロクなことにならない。