神よー!どうか我が願いを聞き届けたまえー!
なに急に。どうしたの?お腹痛いの?
ここにアイスの棒があるじゃろ?まだ当たってるかどうか見てないんだよねー。
そういうのは当たってないよ。たいがい。
そんなのわかんないじゃん。当たってる!って思って当たってたらすごくない!?
どうせ当たってないだろ!って思って当たってたらサプライズ感満載じゃん?
そっか、なるほど!神様、今の無しで!
ところでここに、見るからに怪しい壺があるんだけどさ。
買わせようってのね!その手には乗らないよ!
いや、ぼくが買っちゃったのー!あっはー!
そ、そんな!見るからに怪しい壺なんてものを買うなんて!
すげくね!これちょマジすげくね!?
すごい…。すごいバカだ!
これ…さ。キミに笑ってもらいたくて買ったんだよね。
…うん?
結婚しよう。
エンダァァァァァァァァァァァァァァァァァイヤヤァァァァァァァァァァァァァァ
いやです。
はい。
頭の弱いひとには関わりたくありません。
だっよねー!きゃはー!
豹変した!
そんじゃーぼく帰るわー!じゃねー!
あのテントから出てきたのに、どこに帰るんだろう…。
嬢ちゃん、釣りの邪魔だ。どきな。
あっ、はい。あのチャラいの、おじさんの息子さんですか?
あ?んなもん知らねえよ。
ええ!?
あの頭蓋にプリンでも詰まってそうなチャラい男は、いったいだれだったのだろう。
もしかしたら、願いを聞き届けに現れた神様とかだったのかもしれない。
それとも、本当に壺を買ってしまった哀れなチャラ男だったのか。
真相は闇の中…。
ワッ!アイスアタッテルシ!ゴーカキャクセンゲットダヨー!