諸君、お初にお目にかかる。我が名は西園寺春人!見た目は極普通の学生だ。
だがそれは世を忍ぶ仮初めの姿にすぎん!………私は、とある機関に所属している諜報員…そう、スパイである!!
私にかかればどのような情報も手に入る。スネーク(潜入)出来ない場所もない。…いつからか人々は私の事をこう呼んだ…顔の無いスパイ…
ソウル・スネーク…と……………
黙れ厨二病っ!!
ドカッ!
ぬょぉぉぉおぉぉおぉぉぉ!!いっ痛い!Σはっ…まさかっ!!敵襲!敵s
黙れ厨二。貴様の頭ん中は只今絶賛春爛漫中か?
いえ…只今氷河期に入りました…
もはや冬ですらない…
大体、私達を呼んどいて説明も無しに、何一人で厨n…
それではそろそろ始めますかぁ?
Yes,we,can!
明らかに使いどころ間違ってる…
さて…今回皆に集まったのは他でもない。実は厄介な問題が発生した。
因みに今回ばかりはオフザケは無し…冗談抜きでヤバすぎる…
(じゃあさっきのは何だったんだよ!?)
実は、な…オレ…っ!!
突如として二階堂は右手で口元を抑えこんだ!
馬鹿者。だから無理するなと言ったんだよ。薬だ、早く飲まないと悪化するぞ!!
二階堂の手には血が少しこびりついていた
…すまねぇ
ちょっ!?二階堂?!血が…えぇ!?これは一体どういう事?
…僕が説明するよ。
実は、3日前からこのような状態になっていた。いや…正確に言ったらもっと前からだったらしい。僕が気づいたのが3日前だ…
もっと前からって…今まで黙ってたんですか?何故!?
皆に心配や迷惑をかけない為、ずっと一人で耐えていたんだ。激痛に襲われながら…
だが、体が限界に近づいてきた。もはや耐えられない、隠しきれないと感じた二階堂は
決意を決めて今日、皆に話す為に集まってもらった…
そういえば最近、いつもよりご飯の量が少ない…いえ、それどころかご飯ではなく◯ィダーインゼリーでしたね。ダイエットと称して…
固形物を口に入れるのも正直ツラい程悪化している
………………………
ねぇ…その病気は、なんなの?
ああ、その病気の名前はな……
ゴクリっと皆が唾を飲んだ
…………口内炎だ!
……?
…?
!?
まてぇ!?今一瞬知らない人が居た!今の誰だぁ!?
え?何言ってんの?俺達以外に誰も居ないぞ?
とうとう春奈の頭ん中が春爛漫になったか?
色々とツッコミたいけど順を追って整理しましょう。二階堂さんは口内炎ができた事を皆に伝えたかった…と?
おうよ!!痛すぎて飯も食えねえよ!しかもデカいしさっき噛んじゃったしそのせいで血がでるし参ったね!
本気で心配した私達が馬鹿だった…。
これにて、めでたしめでたし!
いや、めでたくない!!ってかお前は誰だぁ!?
諸君、機会があればまた会おう… さらばだ!