バーベキューに来ていた落葉香達。
私は肉を所望する!
だったら焼くの手伝えよ!
野菜、大量に残ってるよ。
そうですよ、正奈さんの言うとおり野菜もきちんと食べてください。
だって! なんだかさっきからピーマンばっかり食べてるんだもん!
え? ちゃんとお肉も…
ササッ。
お姉ちゃん。
こ、これは正奈の分だ! 決して私の分じゃない!
はぁ~、眞流山さんは?
えと、その、これは。
そ、そう! お姉さんの分です!
じゃあお姉ちゃんのお皿は?
あ、あったかな? そんなの?
はぁ~、追加で焼くから待ってて。
わーい♪
二人(「「全部奪う!」」)
たく、何で私まで参加しなくちゃいけないの。
みんな気付いてないし、帰ろう。
全く、まだクリアしてないゲームがあったのに…
ガサガサ。
ん?
ガサガサ。
うわ!? 蛇!?
あれ? この形どこかで見たような?
確か伝説の…
っ!?
小萌莉「ツチノコだー!」
み、みなさん!! つ、ツチノコ!
は? 何言ってるんです?
だから! ツチノコがいたんです!
小萌莉さんが架空の生き物を信じるなんて珍しい。
え!? ツチノコって架空の生き物なの!?
発見されてないから本当にいるかどうかわからないってだけだよ。 でも見た人はいるみたいだね。
と、とにかく来てください!
で? どこにいるんだ?
おかしいな、さっきここで見つけたんだけど。
オオカミ少年もとい、オオカミ少女ですね。
だから本当に見たんですって!
そんなことよりお肉焦げちゃうよ!
そうだね! 戻ろう!
え!? あ、みなさん!
何で誰も信じてくれないの!
確かにここで見たんだけどな。
ガサガサ。
案外この葉っぱの下に隠れてたり…
して。
いたー!
み、みなさーん! 早くー!
どうした!? 変態が現れたか!?
いやそんなもん現れたら私逃げますから。
それよりここの葉っぱの下にツチノコが…
・・・いない。
大丈夫? 風邪でも引いた?
幻覚じゃないの! 本当なの!
よかったですねー。
信じて! お願い!
小萌莉さん。
せ、正奈さんは信じて…
今日は帰ってゆっくり休めば疲れもとれるよ。
ひどい!
小萌莉「信じてよ―!」
みなさんもツチノコを見れた日にはラッキーかもしれませんね。