『【リレー小説4】シンデレラはパニックを貰う日 第4話』

(たぶん)今までがよくわかるあらすじ

このパーフェクトなアンドロイド、シンデレラですが

王子様のハートを射止めることに失敗しました。 そこで、

この様にアイザーワになり王子様のハートを射止めるために再び合コンに参加します。

この王子さまが、

「ドジっ子がいねえ!」と合コンを抜けますが、

この子に説得されて戻っちゃいます。

さて舞台はみなさんが合コン会場に戻った所から始まります。

アイザーワことシンデレラの運命はいかに!?

みんなおそうなってすまんまへん。

私も途中で抜け出しちゃってごめんなさい。

(さて王子はドジっ子が好きみたいだけど、どうドジをみせればいいのかなあ?)

(う~ん、薫が言ってたよく喋る子ってこの子やと思うけど、ホンマにドジっ子何やろか?)

(そうだ!)

アイザーワがミドリの飲み物を飲む

あ!ボクのクワトロベンティーエクストラコーヒーバニラキャラメルへーゼルナッツアーモンドエキストラホイップアドチョップウィズチョコレートソースウィズキャラメルソースアップルクランブルフラペプチーノ が!

あ!いっけなーい。 わたしのコーヒーと クワトロベンティーエクストラコーヒーバニラキャラメルへーゼルナッツアーモンドエキストラホイップアドチップウィズチョコレートソースウィズキャラメルソースアップルクランブルフラペプチーノ

(ふふふ、チとチョを間違えたわ。このドジならどう王子?)

※アイザーワはこれをするために間違えました。

(う~ん、今のはドジっちゃドジやけど、なんか普通やなあ。)

※言い間違いではなく自分の飲み物と間違えたことを言ってます。

(む、王子のこの反応だとこのドジじゃ納得いかないのね。)

(初めのドジのせいでもう終了間近! ならこの手よ!)

ねえナオコさん、この中に付き合いたい女の子っていますか?

(ナオコさんには悪いけど、女の子だということを忘れたドジ!これは王子もフォローに入るわ!)

・・・薫さん、ポッ。

2人「えええええ!!」

いやいやいや薫さんってあんた、

僕、男ですよ

2人「ええええええええ!!!」

まさかおなごではなく、童子でござったとは・・・

僕が男だとやっぱり付き合えないですか?

いえ、拙者薫殿が好きであって性別など気にしないでござる。むしろ好都合! 是非付き合ってほしいでござる!

はい!付き合いましょう!

(まさか最後にこんなイレギュラーが発生するなんて。これじゃあ私のドジの印象が薄すぎるわ。)

・・・

あ!カップルが成立した所で終了時間だよ!

まじかよ俺だれの連絡先も聞けてねーぞ!

俺も はあ、今回は収穫なしか。

まあいっか、彼女に慰めてもらえるし

このリア充が、なんで合コン来てんだよ。 爆発しろ。

はあ、私も収穫なしだしまた〇〇〇フレンドと過ごすだけか。

このヤ〇マ〇が!!

華の女子大生の口から卑猥な言葉が! なんだかいけそ~な気が

いかせねーよ!!

会場の外

なんかさっきので疲れたなあ。 ねえ彼女この後ちょっと俺達で休憩しに行かない?

ふふ、いいですよ♥

2人(うわ~)

ねえ、あんた。

(は!華の女子大生が俺に声を! これは春の予感!)

私達があの2人のようになるなんて期待しないでね。

ちきしょー!

それではみなさん、さらばでござる!

またね!みなさんごきげんよ~

あ、王子

ぼそぼそ この後彼女と2人きりになるんでしょ! 上手くいくといいですね。

ぼそぼそ ああ、絶対上手くやったるで~。

(むう、王子と2人きりになったがどうしようかなあ?)

ねえアイザーワさんこの後一緒に来て欲しい所があるんだけど時間ある?

え!? ええあるわ(あれ?王子からくるなんて)

じゃあその場所に行きましょ。

よっしゃー!!

(ここはさっきの場所?)

(ここは、さっきの場所?)

ええ所やろ。 ここはな、わいが落ち込んだり、良いことがあった時によく来る場所や。

そんな場所に君を連れてきたんはアイザーワさん、あんたが気になったからや。

最初はしょーもない子ばかりやと思ったけど、薫の言う通りやった。

君があんなにドジな子やとは思はへんかったわ。

そんでなアイザーワさん実はわい

お嫁さんのシンデレラが気にいらなくて、合コンでクリスマスと一緒にいたい人を探してたんでしょ。

な、なんでシンデレラの事やわいの目的もし、知ってんねん!

それは内緒ですよ王子。 それに王子、私もシンデレラもドジっ子じゃありませんよ。

まずシンデレラが靴を落としたのは証拠隠滅のためです。 靴のサイズが合う人なんてごまんといるはずですから。 他に出てこられると困ると思ったのでしよう。

え? あれ、わざとやて?

ええ、そして私も本当にドジをふんでないのですよ。

それは王子 あなたのためですよ

じゃあアイザーワ、僕のことが

ええ私王子様と

一緒にいられるかー!! お断りじゃあぼけー!!

は? ちょ、アイザーワなんで?

こうやってあんたをその気にさせたのは二人きりになっておもいっきり文句を言うためよ。

あと、王子

男ならドジがどうのこうの言ってないで結婚したら自分の嫁を愛しなさいよ!!

ひーん、ゴメンなさーい!

ピュー

行ったようね

これで王子は私に怒られてシンデレラもとい博士の所に謝りに行くわきっと。

そして私は博士にドジっ子を演じてもらうように連絡して王子を籠絡してもらう。

博士に王子の事を頼むことになるけど、

一応王子のハートは射止めたし、一緒に聖夜を過ごさないですむから問題ないはず。

ふふふ、完璧、まさに私にふさわしい完璧な答えよ!

さて博士に連絡しますか。

王子のお城の中

ふむふむ、わかった。 王子にはドジっ子を演じるのじゃな。

あっ、王子が帰ってきたからきるぞ。じゃあの。

ただいまー はあ、こんな酷い目にあったんは初めてや。

お帰りなさーい王子様、 きゃあ!

ずってんころりん

痛ーい

なっ! いつもパーフェクトなシンデレラがこけたやと!

えー気を取り直して、 王子様、アイザーワから聞きましたよ

実はドジっ子が好きだっことを。

今まで気づかなくてごめんなさい そうとは知らず完璧に振舞ってしまって。

シンデレラ! わいの方こそすまんかった! 合コンなんて裏切るようなことをして!

もうええ、ドジやなくてもええ わいが間違ってた! だから、もう完璧でもなんでもええ。

夫としてありのままのお前を愛してやるで!

王子様。

わかりました。 もうお互いこのことを水に流して仲良く暮らしましょ。

HAPPY END

といいたいところですがタイトル回収がまだなのでもうちとだけ続けるぞよ。

あれから数ヶ月たったけど博士から一向に連絡が来ない! 一体どういうこと? もうお城を侵略してるはずなのに!

プルルプルル

と言ってる間に博士から連絡が!!

ピッ

もしもし博士ですか!? 一体どうしたんですか長い間連絡もよこさないで!!

いやーそれがのー わし、王子様と駆け落ちしたんじゃ。

はあぁ!!?

いやぁ ドジっ子を演じているうちに、王子に

料理を失敗したり、何もないところでこけたり、寝坊したりするのが気に入られたようじゃ!

お城だとメイドや執事がいるからワシがドジをふんでも王子様の出る幕が少ないから駆け落ちしたんじゃ。

じゃからお城を乗っ取りこの国を征服するのはもうなしじゃ。 ワシらはこの生活の方が幸せじゃからの。

こんな良い結果にするなんてやはりお前は完璧じゃよシンデレラ。

お前ならワシがもういなくても大丈夫じゃろ。 ワシは王子様と二人きりで暮らすからの。 では達者での。

ブツ ツーツーツー

・・・

いやいやいや! どうしてこうなった!!

博士がドジるのは想定内だけど、何あの人王子と二人っきりで暮らすことになってんのよ!!

え? なんで?どうして? 何が悪かったの?

もう! どうしたらいいの? 博士のせいでもうパニックよ!!

アイザーワ(シンデレラ)が博士からパニックを貰った所で終わります。

ご視聴ありがございました

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公開日 2013/11/08 09:16 再生回数 17

作者からのコメント

まさかプログラム強制終了でイッキに書いた100ページ近くのものを初めから書くとは思いませんでした。そんなこんなで第四話です!第三話→http://kimip.net/p/wqeSk 第一話 →http://kimip.net/p/cTZMK

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