落葉香の発案で落葉香の家にお泊りをすることになった凸凹姉妹、眞流山、小萌莉。
二人「「凸凹姉妹言うな!!」」
何にツッコミ入れてるの?
二人「「こっちの話」」
お泊りいいですね♪
ここネット環境悪いな…
もうそろそろ遅い時間だし、寝ようか。
じゃあ電気消すよー。
そういえばここ抱き枕ないんだっけ?
必要?
今日は我慢するよ。
落葉香「解ちゃん、寝た?」
解羅「ああ、寝た寝た」
落葉香「さっき解ちゃんの布団にゴキブリ入れておいた!」
ガバッ!
そうかそうか、そんなに逝きたいか!
ジョ、ジョークですよ。 ベジタリアンジョークですって。
だったらさっさと寝ろ。
ちぇ。
眞流山「正奈さん」
正奈「何です? 眞流山さん」
眞流山「そちらの布団に行ってもいいですか?」
正奈「別に構いませんよ」
眞流山「デュフフ♡」
ガバッ!
正奈、お前は小萌莉さんの隣、眞流山は落葉香の隣に寝ろ。
それだと正奈さんとの距離が遠くなる!
うるさい! そうしろ!
それはいいんだけど小萌莉さん、もう寝てるから静かにね。
何!?
ぐー。
あのうるさい中で寝れるとは、すごいな。
じゃあとりあえず私は小萌莉さんの隣にいけばいいんだね。
ああ。
ジュリエ~ット!!
お前はロミオか!
落葉香「そういえば解ちゃん」
解羅「なんだよ、そろそろ寝ろよ」
落葉香「この前のラブレターどうなったの?」
ガバッ!
二人「「ラブレター!?」」
ご、誤解するなよ! 決して男の子からじゃないんだ!
確か女の子からだったよね?
二人「「同性からラブレター!?」」
い、いや、その…
ええーい! いい加減に寝ろ!
今度真剣に話し合おうか。
お姉ちゃんこれ以上この話したくない。
いいじゃないですか! 魅力がわかってらっしゃる方がいるってことですよ!
それが男子ではなく女子というのがふに落ちないんだが。
ぐがー。
解ちゃん女子にモテるから。
小萌莉さんの言ってることがわかるのか!?
なんとなくで。
もういいから寝ようよ。
目覚まし「うぐえええええええええ!」
ガバッ!
な、ななな何!? 今の声は!?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ゴメン、私のペンギンの目覚まし時計。
明らかにペンギンの鳴き声とは程遠い声がしたが。
うん。 必ず起きることのできる目覚ましというキャッチコピーを見て買ったらこんなんだった。
捨てて新しいの買ったら?
捨てたらなんか呪われそうじゃない!?
でもそれセットして寝ると帰って眠れないよね。
私も今のは少し怖くなりました。
おぐー。
その神社なら私も知ってるよ。
正奈もわかるのか。
眞流山「正奈さん」
正奈「何? 眞流山さん」
眞流山「・・・キャ(´∀`*)」
解羅「お前、今何を考えた?」
眞流山「何ってそりゃ…」
眞流山「・・・イワセンナ(*^Д^*)ハズカシイ」
解羅「(#・∀・)カエレ!!」
ガバッ!
何度私と正奈さんの邪魔をしたら気が済むんですか!?
お前がやめるまで。
バチバチ(火花)
もういい加減寝ようよ!
そうだよ!
すぴー。
いいですよね。 白いご飯の上にかけると美味しい!
眞流山もわかってるし、小萌莉さんはここまでうるさくても寝てられるなんてやっぱりすごいな。
もう寝ようか。
そしてみな、眠りについた。
チュンチュン。
ん~♪ よく寝た~!
あ、解ちゃん。 おはよう。
おはよう。
私達今からちょっとコンビニ行こうかと話していたところです。 一緒にいきますか?
天気がいいし、行こうかな。
ここで問題。
どうした藪から棒に?
この部屋で不自然なことは次のうちどれ?
1:ペンギンの目覚まし時計がセットされている。
2:私の布団がグチャグチャになっている。
3:正ちゃんが抱き枕を使っている。
どれも別に問題ないだろ?
うち、抱き枕ないよ。
だからそれがどうし…
は!? まさか!?
ぐー。
・・・。
ギギギ、ミシミシ、ボキボキ、ベキ!
小萌莉さんが真っ青だ!
早く助けないと!
あ、でも今の正奈は無理だ! 恐怖そのものだ!
でも小萌莉さんが!
ふぁ~、おはよう。
二人「「自分で起きた!!」」
え? 何?
何でもない。
おご。
ごめんなさい。
小萌莉さんはその時、蛇に巻きつかれた夢を見ていたそうな。